常念岳(じょうねんだけ・標高2,857m)は、2026年は一ノ沢の登山口まで車で入れないため、どこに車を置けばよいか迷う方が多いはずです。この記事では、三股の無料駐車場と一ノ沢へタクシーで入る方法、10月14日から始まる林道の時間規制、満車のときの行き先、下山後の温泉とめしをまとめました。
急いでいる方へ:駐車場・下山後の温泉・めし処を1画面で確認できる「百名山の駐車場・温泉・めし 早見表」はこちら
2026年の駐車場一覧
| 駐車場 | 台数・料金 | 登山口まで |
|---|---|---|
| 三股第1駐車場 | 約80台・無料 | 歩いて15分 |
| 森の広場(三股第2) | 約100台・無料 | 歩いて30分 |
| まゆみ池駐車場 | 約20台・無料 | 歩いて45分 |
| 一ノ沢第1・第2駐車場 | 使えません(工事は令和9年1月末の完成予定) | |
三股第1駐車場|登山口に一番近い
第1駐車場と登山案内所の前にトイレがあります。安曇野市は、夏から秋の土日祝は満車になると案内しています。登山口の周りは携帯電話がつながりにくいので、帰りのタクシーは山小屋で呼ぶよう市は勧めています。
森の広場・まゆみ池|第1が埋まったとき
第1駐車場の手前にある無料の駐車場です。登山口まで森の広場から歩いて30分、まゆみ池から45分かかります。まゆみ池にはトイレがあります。
一ノ沢|工事の完成予定は令和9年1月末
一ノ沢へ向かう林道は、令和6年8月7日の大雨で道が崩れ、長野県烏川渓谷緑地の入口ゲートから先は一般車が通れません。復旧工事の完成は令和9年1月末の予定で、崩れた場所より奥にある一ノ沢の駐車場は使えません。
車は市内の登山者用駐車場に置き、市内のタクシーで崩れた場所の手前の臨時乗り場へ向かいます。そこから登山口までは約1.8kmで、歩いて40〜50分かかります。臨時乗り場までの料金は公表なしのため、予約の電話で確かめてください。
- 南安タクシー:0263-72-2855
- 安曇観光タクシー:0263-82-3113
- あづみの第一交通:0263-88-2032
10月14日から林道烏川線に時間規制
三股へ向かう林道烏川線は、10月14日(水)から道路の改良工事で、決まった時間しか通れなくなります。止まっている間は歩く人も通れません。工事は数年かけて行う予定です。
| 平日に通れる時間 |
|---|
| 前日16時30分〜8時30分 |
| 10時00分〜10時15分 |
| 11時45分〜12時45分 |
| 15時00分〜15時15分 |
土日祝は原則として工事が休みで、一日中通れる予定です。平日に三股へ車を置く日は、朝は8時30分までに工事区間を抜け、帰りは下山の時刻を通れる時間に合わせます。
9月2日には、この林道のまゆみ池の近くでクマが目撃されています(安曇野市)。朝の暗いうちに歩く日は備えておくと安心です。【2026年】秋のクマ対策|ドングリ豊作の年でも子連れで気をつけることにまとめています。
三股が満車のとき
満車のときは、市内の登山者用駐車場まで戻るよう安曇野市は案内しています。
- ほりでーゆ〜四季の郷 登山者用臨時駐車場:約65台(登山者が使えるのは第3駐車場だけ)
- しゃくなげの湯 東側登山者用臨時駐車場:約45台
- 温泉公園北口駐車場:約20台
ここからはタクシーか、路線バスの「三股線」で登山口へ向かいます。三股線は10月13日までの土日祝とその前後などに走り、予約と先払いが必要で、大人2,000円・小学生以下1,000円です。穂高駅・しゃくなげの湯東駐車場・ほりでーゆ駐車場・三股第一駐車場で乗り降りします。しゃくなげの湯の駐車場には登山者は停められません。
下山後の温泉
- ほりでーゆ〜四季の郷(登山口から車30分):大人700円・小学生400円・10時〜21時30分(受付21時まで)・10月は休みなし
- 安曇野しゃくなげの湯(登山口から車30分):大人は平日600円・休日700円、小学生400円・9時30分〜21時30分(最終受付20時30分)・毎月第1水曜休み
前泊は穂高温泉郷で
三股から山頂までは休憩なしで7時間かかります。朝5時に歩き始めるなら、前の晩は穂高温泉郷に泊まる方法があります。
宿の予約は楽天トラベル経由です。
常念岳の下山めし
時遊庵あさかわ(車30分)は11時30分〜14時の昼だけの営業で、売り切れしだい終わります。ざるは880円で、水曜休みです。くるまや(車30分)は11時〜19時(注文は18時30分まで)で、夕方に下りた日でも寄れます。海老天ざるは1,060円で、月曜休み(祝日なら翌火曜)です。下山の時刻に開いている店を選べるよう、ほかの店はホットペッパーグルメの安曇野エリアで探せます。
1日の組み立て(三股第1に停めて常念小屋に1泊)
| 時刻 | すること |
|---|---|
| 1日目 5時00分 | 三股第1駐車場を出る |
| 5時15分 | 三股登山口(15分) |
| 10時45分 | 前常念岳(5時間30分) |
| 12時15分 | 常念岳(1時間30分) |
| 13時15分 | 常念小屋に着く(1時間) |
| 2日目 6時00分 | 常念小屋を出る |
| 7時30分 | 常念岳(1時間30分) |
| 8時15分 | 前常念岳(45分) |
| 11時45分 | 三股登山口(3時間30分) |
| 12時00分 | 三股第1駐車場(15分) |
日帰りで往復すると休憩なしで11時間45分歩くため、山小屋に1泊する形にしました。10月14日以降の平日は、11時45分〜12時45分を逃すと次は15時のため、土日祝に行くと慌てません。一ノ沢から登る場合は、登山口から常念小屋まで4時間30分、下りは3時間20分です。
常念小屋は1泊2食16,000円・素泊まり11,000円で、予約は宿泊日の1か月前(前月の同じ日)から電話(090-1430-3328)で受け付けています。予約なしで泊まると4,000円が上乗せされます。テント場は1人2,000円です。今年の営業の最終日は公表なしのため、予約の電話で確かめてください。初めて山小屋に泊まる方は、使い方を知っておくと当日あわてません。山小屋のトイレや売店の使い方は初めての山小屋トイレ・売店の使い方|子連れで困らない準備と教え方にまとめています。
前の晩に持ち物と登山口の情報を見直すと、忘れ物を防げます。前日の準備は登山の前日にやること7つ|持ち物の最終チェックと天気・登山口の下調べにまとめています。
まとめ
2026年の常念岳は、三股の無料駐車場に停めるか、市内の登山者用駐車場からタクシーで一ノ沢に入ります。10月14日からの平日は林道烏川線に時間規制があり、土日祝は三股が満車になりやすくなります。林道と県道は例年12月上旬ごろから4月下旬ごろまで冬の通行止めです。出かける前に、安曇野市の道路情報と常念小屋の空きを確かめてください。
※本記事の料金・営業時間・閉鎖情報は変更される場合があります。お出かけ前に必ず各施設の公式サイトでご確認ください。
最終確認日:2026年9月
アイキャッチ画像:前常念岳から見た常念岳 撮影 alpsdake(Wikimedia Commons/CC0・切り出しと縮小の加工あり)


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