【富士山】吉田ルート駐車場ガイド|マイカー規制と乗換駐車場・下山後の温泉

河口湖から望む富士山 登山口ノート
撮影 Luke Ma(Wikimedia Commons/CC BY 2.0)
当サイトはアフィリエイト広告(商品やサービスを紹介するリンク)を利用しています。

富士山の吉田ルート(富士スバルライン五合目が起点)は、日本一登山者の多い定番ルートです。ただし夏はマイカーで五合目まで上がれません。麓の富士北麓駐車場(富士山パーキング)に車を停めて、シャトルバスに乗り換えるのが基本になります。快適な一日にできるかどうかは、この乗り換えと五合目での段取りをどこまで知っているかで大きく変わります。この記事では、2026年のマイカー規制の期間、富士北麓駐車場の台数と料金、シャトルバスの料金、五合目での入山料・ゲートの時間規制・装備チェック、下山して寄れる山中湖の紅富士の湯と富士眺望の湯ゆらり、吉田のうどんとほうとう、前泊・後泊の宿、そして山小屋に1泊するモデルタイムテーブルまで、富士登山オフィシャルサイトや各施設の公式情報で確かめながら、1日(1泊)の流れがこのページだけで組めるようにまとめました。

急いでいる方へ:駐車場・下山後の温泉・めし処を1画面で確認できる早見表「山前チェック」はこちら

富士スバルライン五合目の駐車場事情|夏はマイカー規制で乗換

吉田ルートの起点は、標高約2,300mの富士スバルライン五合目です。夏の登山シーズンはマイカー通行が規制され、五合目の駐車場は使えません。麓の富士北麓駐車場(富士山パーキング)に停めて、シャトルバスかタクシーで五合目へ上がる仕組みです。まずはこの規制の期間と、乗り換えの流れを押さえておきましょう。

マイカー規制の期間(2026年)とEV・FCV車の扱い

2026年の富士スバルラインのマイカー規制は、7月3日(金)18時から9月10日(木)18時までです。この期間は自家用車で五合目へ上がれず、富士北麓駐車場からの乗り換えになります。電気自動車(EV)と燃料電池車(FCV)は規制の対象外ですが、富士スバルラインを通行するには富士北麓駐車場で「電気自動車等確認証」を受け取る必要があります。ハイブリッド車は規制の対象なので、乗り換えが必要です。規制期間や時刻は年によって変わるため、出かける前に最新の情報を確かめておくと安心です。

富士北麓駐車場(富士山パーキング)|約1,400台・1回1,000円

地図:富士北麓駐車場(富士山パーキング/マイカー規制時の乗換駐車場)(Googleマップ)

マイカー規制中の乗り換え拠点が、この富士北麓駐車場(富士山パーキング)です。収容は約1,400台と大きく、駐車料金は1台1回1,000円。ここに車を停めて、シャトルバスで五合目へ向かいます。よく晴れた週末やお盆の時期は駐車場もシャトルも混みやすいので、時間に余裕をもって早めに着くのが確実です。ここから五合目までは山道をバスで上がるため、乗り換えの待ち時間も含めて計画に入れておきましょう。

シャトルバス|往復3,400円・片道2,000円(7/4〜9/10)

地図:富士スバルライン五合目(吉田ルート登山口)(Googleマップ)

富士北麓駐車場から五合目までのシャトルバスは、2026年は7月4日(土)から9月10日(木)まで運行されます。料金は往復3,400円・片道2,000円です。下りもシャトルを使う人が多いので、往復で買っておくと下山後がスムーズです。時刻表は運行会社の案内で変わることがあるため、始発と最終の時間は事前に確かめておきましょう。マイカー規制期間外(規制の前後)は、五合目まで自家用車で上がれる日もありますが、夏の最盛期はこのシャトル乗り換えが基本と考えておくと計画が立てやすくなります。

五合目に着いてから|入山料4,000円・ゲート14時閉鎖・装備チェック

五合目からの吉田ルートには、2026年も通行のルールがあります。まず通行料(入山料)が1人1回4,000円かかります。そして登山道のゲートは14時から翌3時まで閉鎖され、日帰りの人はこの時間帯に入れません。1日の登山者数が4,000人に達した場合もゲートが閉まります。ただし山小屋に宿泊予約をしている人は、時間規制と人数上限のどちらからも除外され、通過できます(通行料4,000円は宿泊者も必要です)。ゲートでは防寒具・上下が分かれた雨具・登山靴を持っているかの装備チェックがあり、そろっていないと通れません。通行予約(当日予約も可)を利用しておくと当日が安心で、予約は富士登山オフィシャルサイトから行えます。

下山後に寄れる日帰り温泉

山中湖温泉 紅富士の湯|富士山を望む日帰り湯、車約25分

地図:山中湖温泉 紅富士の湯(南都留郡山中湖村)(Googleマップ)

下山してシャトルで富士北麓駐車場へ戻ったら、車で約25分の「山中湖温泉 紅富士の湯」で汗を流せます。晴れた日は露天から富士山を望める、山中湖畔の人気日帰り湯です。入浴料は大人900円・中高生700円・小学生350円・小学生未満無料(平日と土日祝で同額)。営業は平日が11時から19時(最終受付18時15分)、土日祝は11時から20時(最終受付19時15分)で、定休は毎週月曜と火曜です。広い露天とサウナがあり、下山後の脚をゆっくりほぐせます。曜日によっては休みなので、寄る日は営業日を確かめておきましょう。

富士眺望の湯ゆらり|鳴沢・車約20分

地図:富士眺望の湯 ゆらり(南都留郡鳴沢村)(Googleマップ)

富士山の眺めとセットでゆっくりしたい日には、富士北麓駐車場から車で約20分、鳴沢村の「富士眺望の湯 ゆらり」があります。晴れた日は湯船から富士山を望める日帰り温泉です。大人は平日1,400円(19時以降1,200円)・土日祝1,700円(19時以降1,500円)、子ども(4歳〜小学生)は平日750円・土日祝800円(いずれも貸しバスタオル・フェイスタオル付き)。営業は平日が10時から21時(最終入館20時)、土日祝は10時から22時(最終入館21時)で、年中無休です。河口湖方面へ抜けて帰る人や、河口湖側に泊まる人にも寄りやすい立地です。

前泊・後泊で早立ちが楽になる

富士登山は五合目までの移動に時間がかかるうえ、山小屋に1泊してご来光を狙う人が多い山です。遠方から向かうなら、前夜に河口湖・富士吉田エリアへ泊まって、翌朝早くから富士北麓駐車場に入る組み立てが楽になります。下山後にもう一泊して、温泉やめしをゆっくり味わってから帰る後泊も、長い運転の疲れを考えると悪くありません。河口湖温泉には富士山を望む宿もあり、登山の前後をあわせて計画すると一日に無理がなくなります。

宿の予約は楽天トラベル経由です。

下山めし(吉田のうどんとほうとう)

元祖みうらうどん|吉田のうどん、車約10分

地図:元祖みうらうどん(富士吉田市下吉田)(Googleマップ)

富士吉田といえば「吉田のうどん」。富士北麓駐車場から車で約10分の「元祖みうらうどん」は、コシの強い太い麺で知られる名店で、他店の店主が修業に来るほどの一杯です。営業は10時から14時までで、水曜が定休(祝祭日は営業)。昼過ぎには閉まるので、下山が早い日や、五合目へ上がる前の腹ごしらえに向いています。安価で量のある吉田のうどんは、歩き疲れた体にも、これから登る体にもうれしいごはんです。営業時間が短めなので、行きたい日は営業日を出かける前に確かめておくと確実です。

名物ほうとう不動 河口湖北本店|不動ほうとう、車約20分

地図:名物ほうとう不動 河口湖北本店(富士河口湖町河口)(Googleマップ)

河口湖側へ抜けて帰るなら、富士北麓駐車場から車で約20分の「名物ほうとう不動 河口湖北本店」もおすすめです。品書きは名物の「不動ほうとう」1品(1,210円・税込)のみ。かぼちゃや白菜、きのこなど富士山麓の野菜がたっぷり入った大鍋のほうとうで、冷えた体を芯から温めてくれます。営業は11時から19時ごろ(不定休)。白い雲のような外観の建物も目印になります。下山後の温まる一杯として、締めにちょうどいい一軒です。

モデルタイムテーブル(前泊〜下山)

富士登山は、前日の夕方に富士北麓駐車場周辺へ入るところから始めると余裕が生まれます。翌朝、駐車場に車を停めてシャトルで五合目へ上がり、体を高さに慣らしながらゆっくり登って、夕方までに予約した山小屋へ。仮眠をとって深夜に出発し、山頂でご来光を迎えます。下りてきたら五合目からシャトルで駐車場へ戻り、車で20〜25分の温泉で汗を流し、締めに吉田のうどんかほうとう、という流れが定番です。あくまで一例で、山小屋を五合目寄りにするか八合目にするかで時間配分は変わります。無理のない計画を、山小屋の位置に合わせて組みましょう。

  • 前日夕方 河口湖・富士吉田エリアに前泊(遠方の場合)
  • 1日目 午前 富士北麓駐車場(1,000円)に駐車し、シャトル(往復3,400円)で五合目へ
  • 1日目 昼〜夕 ゲートで入山料4,000円・装備チェックを済ませ、ゆっくり登って山小屋へ(1泊)
  • 2日目 未明 山小屋を出発し山頂でご来光
  • 2日目 午前 下山し、五合目からシャトルで駐車場へ
  • 2日目 昼 紅富士の湯(車約25分)で入浴し、締めに吉田のうどんかほうとう

吉田ルートは山小屋1泊が基本(弾丸登山は避ける)

吉田ルートは富士山で最も登山者が多く、山小屋やトイレ、救護所が充実した定番ルートです。それでも標高3,776mの山頂までは高低差が大きく、多くの人が山小屋に1泊して登ります。仮眠をとらずに夜通し登り続ける「弾丸登山」は、高山病や睡眠不足による事故のもとで、山梨県も控えるよう呼びかけています。ゲートの時間規制も、日帰りの人が深夜に登り出すのを抑える意味があります。五合目に着いたら30分ほど体を高さに慣らし、ゆっくりしたペースで登るのが安全です。吉田ルートの詳しい歩き方や山小屋の選び方、高山病対策は【初めての富士登山】初心者完全ガイド|ルート・日帰り・費用・服装の基本にまとめています。

富士山を歩く装備

富士山は、五合目でも肌寒く、山頂は真夏でも氷点下近くまで下がることがあります。天気も変わりやすく、強い風雨や砂まじりの下りに備える装備が欠かせません。足元を支える登山靴、上下が分かれたレインウェア、体を冷やさない防寒着は、ゲートの装備チェックでも確認される必須の3点です。長い下りはひざに負担がかかるので、トレッキングポールがあると衝撃をやわらげられます。靴やレインウェア、防寒着の選び方は子連れ登山ギア完全ガイド|0歳〜小学生まで全部まとめにまとめました。家族で登る場合の装備の考え方の参考にもなります。

まとめ

  • 夏はマイカー規制(2026年は7月3日18時〜9月10日18時)で五合目まで上がれない。富士北麓駐車場(富士山パーキング/約1,400台・1回1,000円)に停めて乗り換える
  • 五合目へはシャトルバス(往復3,400円・片道2,000円/2026年は7/4〜9/10)。EV・FCVは規制対象外だが確認証が必要、ハイブリッドは対象
  • 吉田ルートは入山料1人4,000円ゲート14時〜翌3時閉鎖・1日4,000人上限(山小屋宿泊者は除外)。五合目で装備チェックあり
  • 下山湯は山中湖温泉 紅富士の湯(車約25分・大人900円)富士眺望の湯ゆらり(車約20分・大人平日1,400円)。締めは吉田のうどんほうとう
  • 山小屋1泊が基本で弾丸登山は避ける。登山靴・上下分かれた雨具・防寒着は必携

※本記事の料金・営業時間・規制情報は変更される場合があります。お出かけ前に必ず各施設・富士登山オフィシャルサイトの公式情報でご確認ください。
最終確認日:2026年7月(マイカー規制期間・富士北麓駐車場の台数と料金・シャトル料金・入山料とゲート規制・紅富士の湯とゆらりの料金と営業・みうらうどんとほうとう不動の営業を含めて検証済み)

アイキャッチ画像:河口湖から望む富士山 撮影 Luke Ma(Wikimedia CommonsCC BY 2.0)

次の山に行くときは「山前チェック」

当サイトの早見表「山前チェック」では、百名山の登山口駐車場・下山後の温泉・めし処を、情報の最終確認日つきで1画面にまとめています。山を選ぶだけで、この記事のような要点をサッと確認できます。

次の山に行くときは、ブックマークからこのページを開くだけ。山前チェックを開く(富士山が開きます)

コメント

タイトルとURLをコピーしました