飯能の紅葉ハイキング3選|子連れで歩ける奥武蔵の低山と例年の見頃【2026年】

能仁寺の参道。石灯籠が並ぶ道に、色づき始めたモミジがかかる 行き先ガイド
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飯能の紅葉を子どもと見に行きたいけれど、どの山なら無理なく歩けて、いつ色づくのか分からない、という方は多いはずです。この記事では、子連れで歩ける飯能の山を3つに絞り、例年の見頃・駅からのバスや電車の時間・コースタイム・トイレと、2026年のクマの目撃情報を紹介します。

飯能の紅葉の山3つを見頃とコースタイムで比べる

天覧山の上から見た飯能の街と、奥に連なる奥武蔵の山並み

3つの山は見頃の時期が少しずつずれます。早いのは龍崖山のふもとの美杉台で、遅いのは天覧山のふもとの能仁寺です。コースタイムは休憩を含まない大人の目安です。

山例年の見頃駅から登山口までコースタイム山のトイレ
天覧山・多峯主山11月下旬〜12月上旬(能仁寺)飯能駅から国際興業バスで5分(OH!!!・天覧山下)。歩いても25分天覧山登山口から多峯主山まで1時間天覧山中段・多峯主山
龍崖山・燧山10月下旬〜11月中旬(美杉台公園付近)飯能駅から美杉台公園・あさひ山公園を通って龍崖山公園まで歩いて70分龍崖山公園(公園の下に登山口)から龍崖山まで35分龍崖山公園・八耳堂など
子ノ権現・竹寺11月中旬〜下旬(東郷公園)飯能駅から西武秩父線の各駅停車で26〜36分(西吾野駅)、小床の登山口まで歩いて40分小床の登山口から子ノ権現まで1時間子ノ権現・竹寺など

子どもの歩く時間は、大人の倍に休憩を足して見積もりましょう。見頃は年によって前後するので、出かける前に奥むさし飯能観光協会の紅葉情報で確かめると安心です。

季節を問わない飯能の山選びは【親子ハイキング】飯能近辺|1歳からOKな子連れ登山おすすめ5選、山の一覧は飯能百名山を子連れで楽しむ|奥武蔵の112座を駅・登山口別にまとめにまとめています。

天覧山・多峯主山(能仁寺)|駅から歩ける紅葉の参道

天覧山のふもとにある能仁寺の本堂と、まっすぐ続く石畳

天覧山と奥の多峯主山は、飯能の市街地のすぐ近くにある山です。飯能駅から歩いても行けます。天覧山だけで引き返すこともできます。

ふもとの能仁寺は、秋に山門から続く参道が真っ赤に色づき、3つの山の中ではいちばん遅くまで紅葉が楽しめます。庭園と本堂の拝観料は300円です。

天覧山の中段にはトイレ・水道・東屋(屋根のある休憩所)があり、休憩に向いています。その先は木の根や岩場が出てきて、多峯主山へ向かう森の中には子ども専用の鎖場(鎖をつかんで登る岩場)があります。下山後の食事処は【天覧山】登山口近くの温泉・下山後の食事処・登山バッジ情報、歩いた記録は【山行記録】天覧山・多峯主山(関東百名山)で紹介しています。

龍崖山・燧山(美杉台)|見頃が早いもみじ並木と大きな滑り台

龍崖山の山頂。山名の木の看板と案内図が立つ

龍崖山は、飯能駅の西側にある里山(人の暮らしに近い低い山)です。登山口は龍崖山公園の下にあり、山頂から燧山へ足をのばすこともできます。

ふもとの美杉台では、もみじ葉楓(アメリカ楓)の街路樹が色づき、3つの山でいちばん早く紅葉が楽しめます。並木を登った先のあさひ山展望公園と、白い大きな滑り台がある龍崖山公園にはトイレがあり、子どもの休憩にちょうどよい場所です。

2026年度は美杉台・茜台でのクマの目撃は発表されていません。ただ、2025年は10月に美杉台で3件、龍崖山公園の駐車場の北で1件の目撃がありました(飯能市)。紅葉の時期と重なるので、音の出るものを付けて歩きましょう。歩いた記録は【山行記録】燧山〜龍崖山にあります。

子ノ権現・竹寺(東郷公園)|長く歩ける子と紅葉の公園へ

子ノ権現の境内にある大きな鉄のわらじ

西武秩父線の西吾野駅から歩いて小床の登山口へ向かい、子ノ権現へ登ります。帰りは吾野駅へ下ると、途中で紅葉の東郷公園を通れます。子ノ権現から吾野駅までは90分です。

東郷公園は、山の中腹にある紅葉の公園です。紅葉の時期は入山料がかかる年があります。子ノ権現は足腰の守り神で、境内には大きな鉄のわらじがあり、子どもと見るのも楽しみの一つです。

子ノ権現までは舗装された道があり、山頂に駐車場もあります。小さい子は車で子ノ権現まで上がり、竹寺まで約70分を歩く形にすると短くできます。竹寺から小殿バス停へ下りる道は雨のあと足元が悪くなり、小殿橋付近では2026年5月にクマの目撃が1件ありました(飯能市)。歩いた記録は【山行記録】子ノ権現〜イモリ山(飯能百名山)にあります。

秋の飯能で子連れが気をつけること

モンベルのクマよけの鈴 トレッキングベル サイレント

10月半ばの日の入りは、8月末より1時間ほど早くなります。日の入りの2時間前には下山を終える計画にしましょう。能仁寺の庭園や子ノ権現は冬は16時までです。落ち葉で道が隠れ、滑りやすくなるので、下りは子どもを山側に歩かせて大人がすぐ支えられる位置にいます。

山頂で止まると汗が冷えるので、ウインドブレーカーなどの上着と長ズボンを用意します。

飯能市の2026年度のクマの目撃は10件(9月28日時点)で、うち4件が上名栗です。市は、山に入るときは鈴やラジオなど音の出るものを身に付けるよう呼びかけています。秋のクマの備えは【2026年】秋のクマ対策|ドングリ豊作の年でも子連れで気をつけることにまとめています。

駅やバスから歩く山が多い飯能では、乗り物の中で音を止められる鈴が便利です。モンベルの「トレッキングベル サイレント」は、状況に応じて音が鳴らないようにすることができ、重さは43gです。

音を止められる鈴が1つあれば、電車やバスの中も、山道に入ってからも気兼ねなく持ち歩けます。

モンベルのクマよけの鈴 トレッキングベル サイレント

mont-bell(モンベル)

モンベル トレッキングベル サイレント

クマやイノシシなどの野生動物に人の存在を知らせるためのカラビナ付きベル。状況に応じて音が鳴らないようにすることができます。

まとめ

飯能で子どもと紅葉を見に行ける山は、次の3つです。

  • 天覧山・多峯主山:駅から歩いて行け、紅葉はいちばん遅い
  • 龍崖山・燧山:もみじ並木がいちばん早く色づき、滑り台のある公園で休める
  • 子ノ権現・竹寺:吾野駅へ下る途中で東郷公園の紅葉が見られる。車で子ノ権現まで上がることもできる

日の入りの2時間前には下山を終え、見頃は出かける前に観光協会の紅葉情報で確かめ、鈴など音の出るものを身に付けて歩きましょう。

この記事の紅葉の見頃、クマの目撃情報、通行の状況は、2026年10月2日に飯能市・奥むさし飯能観光協会・各寺院の公式ページで確認した内容です。

写真(Wikimedia Commons・切り出し):能仁寺の参道 江戸村のとくぞう(CC BY-SA 4.0)/天覧山から見た飯能 クリオネサラダ(CC BY-SA 4.0)/能仁寺の本堂 江戸村のとくぞう(CC BY-SA 4.0)/龍崖山の山頂 ミラー・ハイト(CC BY-SA 4.0)/子ノ権現の鉄のわらじ Ibaraki101c(CC BY-SA 4.0)

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