子連れ登山では、地図も写真もスマホ頼みです。雨で濡らしたり落として割ったりすると、写真だけでなく地図まで同時に失います。
この記事では、防水の等級の読み方と、ストラップを付ける穴がないケースへの対処を整理し、子連れ登山で使いやすい5点を紹介します。読み終えれば、手持ちのスマホに何を足せばいいかが決まります。
紹介するのは次の5点です。
- モンベル モバイルドライポーチ M
- エレコム AQUA PROOF(P-WPSF04ARR)
- エレコム ストラップホールシート
- エレコム ショルダーストラップ 丸紐6mm
- ROOT CO. MAG REEL 360
スマホは「濡らさない」と「落とさない」の2つで守る

登山中にスマホを落とすことは、めずらしくありません。壊れる原因は落下だけでなく、雨や汗による濡れ、土ぼこりもあります。手袋をしたまま出し入れすると手が滑り、寒い時期は画面が割れやすくなります。画面が割れるとスマホは防水ではなくなり、浸水による故障はメーカー保証の対象外です。
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スマホを守る道具は、水とほこりを防ぐケースやポーチと、体につなぐストラップの2つに分かれます。役割が違うので、片方だけでは穴が残ります。
防水は「IPX7」と「IPX8」の意味で見分ける
防水性能は「IP」で始まる表記で、1桁目が防塵、2桁目が防水の等級です。防水はIPX6までが水しぶきや噴き付ける水に耐える等級で、沈めても浸水しないのはIPX7とIPX8です。ケースやポーチは、雨対策ならIPX4以上、沢沿いで水に浸かるおそれがあるならIPX8が目安です。
ただし、IPX7やIPX8は静かに水に沈めたときの性能で、シャワーや滝のような噴き付ける水は想定されていません。ジップロックは防水性・操作性・耐衝撃性のどれも考慮されておらず、100円ショップの防水ケースも性能はジップロックと大差がないものが多いので、山で頼るには心もとない道具です。
ストラップは、付ける穴があるかどうかから確認する
ケースにストラップを通す穴がなければ、ひもは付けられません。穴があればカラビナ(ばねで開け閉めできる金具の輪)付きのひもでザックの肩ベルトにつなぎ、なければケースとスマホの間に挟むシートで取り付け口を足します。雪の上に落とすと見つけにくいので、寒い時期ほどひもが役に立ちます。
モンベル モバイルドライポーチ M は、入れたまま操作も撮影もできる

このポーチはIPX8で、水深10メートルに1時間沈めても中身が濡れない防水性があります。片面と背面下部が透明なので、入れたまま操作も撮影もでき、着脱できるストラップが付いています。重さは38グラム、価格は2,530円です。
ポーチ越しに撮ると景色の輪郭が少しぼやけますが、雨の中で地図を見続けたい人には向きます。

mont-bell(モンベル)
モバイルドライポーチ M
IPX8の防水ポーチ。入れたまま操作も撮影もでき、着脱できるストラップ付き。雨の日も地図を見続けたい人に。
エレコム AQUA PROOF は、6.9インチまで入り水深10mで30分守れる

エレコムの公式では、JIS保護等級IP58相当の防塵・防水で、水深10メートルで30分まで使えます。約6.9インチまでのスマホが入り、入れたまま操作も撮影もできます。指紋認証は使えません。ネックストラップ付きです。
やわらかい防水ケースは衝撃に強くないので、休憩中はザックにしまうと安心です。大きめのスマホも入るので、家族で同じケースをそろえられます。

ELECOM(エレコム)
スマートフォン用防水ケース AQUA PROOF(P-WPSF04ARR)
水深10mで30分まで使える防水ケース。約6.9インチまで入り、ネックストラップ付き。
エレコム ストラップホールシートは、穴のないケースに取り付け口を足す

スマホとケースの間に挟むだけで、ストラップを通す穴を後から足せるシートです。貼り付けないので繰り返し使え、厚みは約0.6ミリ、耐荷重は約2.5キロまで。2枚入りで780円です。
ケースのスピーカー穴に通すクリアと、充電ケーブルの穴に通す黒があります。このあと紹介する肩掛けのひもにはシートが付属するので、こちらはリールに付けるときや、家族の台数ぶん足したいときに選びます。

ELECOM(エレコム)
ストラップホールシート 2口タイプ(2枚入)
スマホとケースの間に挟むだけで、ストラップを通す穴を足せるシート。2枚入りで家族2台ぶん。
エレコム ショルダーストラップ 丸紐6mmは、肩から下げて両手が空く

6ミリの丸紐で、長さは約420ミリから約780ミリまで調節できます。ストラップシートが1口タイプと2口タイプで1枚ずつ付属するので、穴のないケースでもこれ1つで始められます。価格は1,980円です。250グラム以上の機器には使わないよう示されているので、厚いケースを重ねている人は合計の重さを確かめてください。
子どもと手をつなぎながら地図を見たい人は、肩から下げておくと出し入れの回数が減り、落とす機会も減ります。

ELECOM(エレコム)
ショルダーストラップ 丸紐6mm(P-STSDH2R06BK)
長さを約420〜780mmで調節できる肩掛けひも。ストラップシート2種類付き。両手を空けたい人に。
ROOT CO. MAG REEL 360 は、ザックに留めたまま85cm伸びる

カラビナにリールが組み込まれていて、紐は最長で約85センチ伸びます。ザックの肩ベルトに留めておけば、撮るときだけ手元まで引き出せます。吊り下げる物は300グラム以下で使うよう指定されていて、価格は3,960円です。
手袋をしたまま出し入れする季節ほど役に立ちます。

ROOT CO.(ルートコー)
MAG REEL 360
紐が約85cm伸びるカラビナ付きのリール。ザックに留めたまま、使うときだけ手元へ引き出せます。
まとめ
- ケースやポーチは、雨ならIPX4以上、水に浸かるおそれがあるならIPX8を選ぶ
- ジップロックと100円ショップの防水ケースは、操作性や耐衝撃性まで考えると山では心もとない
- ひもを買う前に、ケースにストラップを通す穴があるかを確かめる
- 穴がなければ、間に挟むシートで取り付け口を足す
まずは防水ケースを1つ足すところから始めれば、次の雨の日に地図をしまわずに済みます。
商品写真:モンベル公式サイト、楽天市場 Joshin web(エレコム 防水ケース)、エレコム公式ショップ(ストラップホールシート)、エレコム公式ショップ(ショルダーストラップ)、ROOT CO.公式サイト


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