「せっかくのこどもの日、室内施設は混みすぎ。少し体を動かす場所に連れて行きたい」と探していませんか?
ゴールデンウィーク終盤の5月5日は、テーマパークや動物園は朝から大行列。一方で、関東の身近な山はケーブルカーやロープウェイのおかげで子連れでも歩行距離を短くでき、しかも子ども料金は大人の半額前後で済みます。未就学児が無料になる山もあり、家族のお出かけ費用を抑えながら屋外で1日過ごせる選択肢になります。
この記事では、こどもの日に子連れで行きやすい関東の3山を、料金・アクセス・歩行時間・子連れ向けのポイントまで具体的に紹介します。装備の準備や安全面の注意点も後半でまとめています。
こどもの日に山に行くメリット
家族の思い出が1日で作れる
こどもの日は、子どもの成長を祝う日です。プレゼントを渡すだけでなく、一緒に体を動かして1日過ごす経験は、写真にも記憶にも残ります。山頂で食べるおにぎりやお菓子は、家で食べる何倍も特別な味になります。
子ども料金は大人の半額が基本
関東の主要なケーブルカー・ロープウェイは、小学生の子ども料金が大人の半額前後に設定されています。未就学児は保護者1名につき1〜2名まで無料という山もあります。家族4人で出かけても、移動費を抑えやすいのが山の魅力です。
GW後半の混雑分散になる
5月3〜5日は遊園地・水族館・大型ショッピングモールが激混みします。関東の山も混雑しますが、ピークは午前9〜13時。早朝出発か午後着の登山にすれば、混雑を避けやすくなります。
こどもの日の山選び3つの基準
①ケーブルカーやロープウェイがある
子どもの体力に合わせて歩行距離を短くできるのが第一条件です。下りで子どもが歩けなくなったときに、ケーブルカーで降りられる山なら親も安心して登れます。
②都心から日帰りで行ける
こどもの日1日で完結させるには、片道2時間以内が現実的です。電車+バス、もしくは車で1〜2時間で着く山に絞ると、朝出発・夕方帰宅で家族の生活リズムを崩しません。
③子ども料金がはっきり優遇されている
大人とほぼ同額のロープウェイは、家族4人だと交通費の負担が大きくなります。今回紹介する3山は、子ども料金が大人の半額前後で、未就学児が無料になる仕組みもあります。具体的な金額は次から1山ずつ見ていきます。
1:高尾山(東京・八王子市)|未就学児無料、ケーブルカーで一気に山中

基本情報
- 標高:599m
- 歩行時間(子連れ目安):1号路・ケーブルカー利用で往復1.5〜2時間
- 難易度:初級(幼児からOK)
- アクセス:京王線 高尾山口駅から徒歩5分
- 駐車場:高尾山口駅周辺に有料駐車場多数
子ども料金とお得ポイント
- 大人:片道490円/往復980円
- 小児(6〜12歳未満):片道250円/往復500円
- 未就学児(乳児・幼児):保護者1名につき1名まで無料(2人目から小児料金)
料金は2026年4月時点の情報です。最新情報は高尾登山電鉄公式サイトで確認してください。
こどもの日に行く魅力
高尾山は新宿から電車1本、約1時間で行ける身近な山です。ケーブルカーで一気に標高462mまで上がれば、山頂までの歩行は片道40〜50分。幼児連れでも完歩できる長さです。
5月の高尾山は新緑が鮮やかで、ケーブルカー駅周辺にも食事処や売店が集まっています。山頂からは富士山が見える日もあり、子どもにとってもごほうび感のある景色です。GW中は午前中に大混雑するため、ケーブルカー始発の8時に乗るなら高尾山口駅に7時30分には到着しておくと安心です。
子連れ向けのポイント
- 1号路は舗装されており、ベビーカーや小さい子の歩行でも安心
- 山頂の手前に複数のトイレがある
- 下山時に子どもが歩けなくなっても、ケーブルカーで楽に降りられる
- 高尾山口駅併設の温泉「京王高尾山温泉 極楽湯」で締められる
2:御岳山(東京・青梅市)|子ども片道300円、新緑の渓谷で1日遊べる

基本情報
- 標高:929m
- 歩行時間(子連れ目安):山頂往復2〜3時間/ロックガーデン周回追加で3〜4時間
- 難易度:初〜中級
- アクセス:JR青梅線 御嶽駅からバス10分+ケーブルカー
- 駐車場:滝本駐車場あり(有料)
子ども料金とお得ポイント
- 大人:片道600円/往復1,200円
- 小児:片道300円/往復600円
大人と比べて子どもは半額で乗れます。料金は2026年4月時点の情報です。最新情報は御岳登山鉄道公式サイトで確認してください。
こどもの日に行く魅力
御岳山の最大の見どころは、新緑が一気に開く5月の「ロックガーデン」です。苔むした岩と透明な沢を渡り歩くルートは、子どもにとっては自然のアスレチックそのもの。歩く楽しさが続きます。
ケーブルカーで標高831mまで上がれるため、幼児連れでも武蔵御嶽神社までは無理なく行けます。山頂を踏むだけでも十分な達成感があります。沢沿いは天然のクーラーで気温が低めなので、5月の暑い日でも快適に歩けます。
子連れ向けのポイント
- ケーブルカー上駅から武蔵御嶽神社まで20〜30分の参道歩き
- 参道沿いに茶屋・食事処が並び、お昼を楽しめる
- ロックガーデンを足したい場合は最低3時間の余裕を見る
- 沢沿いは岩が滑りやすいので、子どもは登山靴かグリップの効く運動靴で
3:筑波山(茨城・つくば市)|未就学児2名まで無料、ロープウェイで子どもと絶景へ

基本情報
- 標高:877m(女体山)
- 歩行時間(子連れ目安):ロープウェイ+稜線ハイクで往復1.5〜2時間
- 難易度:初〜中級
- アクセス:つくばエクスプレス つくば駅からシャトルバス約40分
- 駐車場:筑波山神社・つつじヶ丘に有料駐車場
子ども料金とお得ポイント
- 大人:片道590円/往復1,070円
- 小児(6歳〜小学生):片道300円/往復540円
- 未就学児(6歳未満):保護者1名につき2名まで無料
家族で未就学児が2人いる場合、保護者1人につき2人まで無料になるため、4人家族(夫婦+未就学児2人)なら子どもの運賃が0円で済みます。料金は2026年4月時点の情報で、ケーブルカーとロープウェイで同額。最新情報は筑波山ケーブルカー&ロープウェイ公式サイトで確認してください。
こどもの日に行く魅力
筑波山は男体山と女体山の双峰を持ち、ロープウェイで一気に標高840m近くまで上がれます。山頂からは関東平野を一望でき、晴れた日は富士山や東京スカイツリーまで見える日もあります。
5月の稜線は新緑のトンネルになり、女体山山頂の岩場は子どもがちょっとした冒険気分を味わえる場所です。ケーブルカー側とロープウェイ側で異なるルートを楽しめるのも魅力で、行きと帰りで違う景色を見せられます。
子連れ向けのポイント
- ロープウェイで上がってからの稜線歩きが30〜40分と短く、幼児でも歩ける
- 御幸ヶ原に食堂・売店があり、休憩しやすい
- 女体山山頂は岩場のため、子どもの手をつないで進む
- 下山後はつくば温泉エリアで日帰り入浴できる
3山の比較まとめ
| 山名 | 標高 | 子ども片道 | 未就学児 | 歩行時間 |
|---|---|---|---|---|
| 高尾山 | 599m | 250円 | 1名まで無料 | 1.5〜2時間 |
| 御岳山 | 929m | 300円 | 規定なし(要確認) | 2〜3時間 |
| 筑波山 | 877m | 300円 | 2名まで無料 | 1.5〜2時間 |
幼児が2人いる家庭は筑波山が一番お得です。新緑とアスレチック感を重視するなら御岳山、アクセスの良さと初めての子連れ登山なら高尾山が向いています。
こどもの日に山へ行くときの注意点
GW後半の混雑を避ける
5月5日のケーブルカーは午前9〜13時に大混雑します。乗車待ちが90分を超えることもあるため、始発に合わせて朝7時台に駅に着くか、午後2時以降に登り始める方法が現実的です。
5月特有の天気急変
5月は晴れていても午後から雷雨になりやすい時期です。出発前に必ず天気予報を確認し、レインウェアと防寒着の両方を持参してください。標高が上がると体感温度が下がります。
子どもの体調を最優先
GW中の連日のお出かけで、子どもの体力が落ちている可能性があります。前日が遠出だった場合は、無理せずケーブルカーの往復だけにする選択肢も視野に入れてください。歩行距離はゼロでも、山の空気を吸うだけで十分こどもの日の思い出になります。
こどもの日の山行に持っていきたい装備
5月の関東の山は、晴れの日でも稜線で風が冷たく、午後に雨が来る日もあります。装備のチェックリストを以下にまとめます。
- 登山ザックのおすすめ|子連れで使いやすい容量別:着替えや雨具を入れる中型ザックがあると便利です
- 子連れ登山のレインウェアおすすめ:5月は午後の雷雨に備えて必ず持参
- 子ども登山靴のおすすめ|選び方とサイズの目安:石畳や岩場でも滑らない靴を選びたい
- 登山アプリのおすすめ|子連れ登山で使える5選:ルート確認と現在地把握の必須ツール
- 山ごはん記録|子連れで楽しめるメニュー:山頂でのお弁当作りの参考に
はじめての子連れ登山なら、子連れ登山の始め方|はじめての山選びから準備までもあわせて読むと、当日の動きがイメージしやすくなります。
まとめ|こどもの日は身近な山で家族の思い出を
こどもの日に関東で子連れ登山をするなら、子ども料金が安いケーブルカー・ロープウェイの山が最有力です。今回の3山を整理します。
- はじめてや幼児連れ:高尾山(アクセス最短・未就学児1名無料)
- 新緑とアスレチック感を満喫:御岳山(子ども半額・ロックガーデン)
- 幼児が2人いる家族で交通費を抑える:筑波山(未就学児2名まで無料)
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