梅雨に入ると、子どもとの外遊びの予定が一気に立てづらくなりますよね。
- せっかくの週末なのに、雨で公園にも行けず子どもが退屈してしまう
- 雨の山は危なそうで、子連れで行っていいのか不安
- 梅雨でも安全に体を動かせる山と、必要な準備を知りたい
こんな悩みを持つ方に向けて、雨でも楽しみやすい関東の低山を5つ選びました。いずれもケーブルカーやロープウェイで登れて、雨宿りできる施設や見どころがある山です。
梅雨はアジサイなどの花が咲き、雨に濡れた新緑や苔がいちばん美しく見える時季でもあります。山選びと装備のポイントをおさえれば、梅雨の登山はむしろ静かで気持ちのよい時間になります。
この記事を読めば、梅雨の子連れ登山で行き先に迷わなくなり、雨の日の安全ルールと用意したい雨対策装備まで分かります。
梅雨の子連れ登山は「山選び」と「装備」で楽しめる

梅雨の登山は「雨だから無理」とあきらめなくて大丈夫です。山の選び方と装備をおさえれば、子連れでも安全に楽しめます。
梅雨に咲く花も多く、アジサイ・アヤメ・スイセンなどが山道を彩ります。雨に濡れた新緑や苔、葉先で光る水滴は、晴れの日には見られない美しさです。人出も少なく、静かな山歩きを楽しめます。
とはいえ、子連れでいきなり雨の急な登りに挑むのは禁物です。この記事では、ケーブルカーやロープウェイで一気に高い場所まで上がれて、雨宿りできる神社やお茶屋などがある低山を選びました。歩く距離を短くできるので、子どもが疲れたり天気が崩れたりしても切り上げやすいのが利点です。
梅雨の子連れ登山で守りたい3つの安全ルール

雨の山には晴れの日にはないリスクがあります。山選びの前に、次の3つのルールを家族で共有しておきましょう。
1. 本降りの日は中止し、梅雨の中休みの晴れ間を狙う
終日雨の予報や本降りの日は、思いきって入山を見送ります。雨の中の登山は足元が濡れて不快なうえ、景色も見えず、滑落などの危険も高まるからです。梅雨は数日に一度、雨が止む「中休み」があります。その晴れ間を狙って計画を立てるのがコツです。
出発前には天気予報だけでなく、気圧の配置も合わせて確認すると、雨が降らないタイミングを見計らいやすくなります。天気の見方は山の天気予報の読み方|子連れ登山の安全判断5ステップ完全ガイドで詳しくまとめています。
2. コースは短く、滑りやすい足元に備える
雨の日や雨上がりは、行動時間(コースタイム)をふだんより長く見積もります。濡れた木の階段や泥のぬかるみは滑りやすく、子どものペースも落ちるためです。靴と足首を覆うゲイター(泥はねや浸水を防ぐカバー)があると、汚れや転倒のリスクを減らせます。
沢沿いや川を渡るコース、雲で先が見えにくい高い稜線は、視界不良で危険なため雨の時季は避けましょう。引き返すかどうかの判断に迷ったら、子連れ登山の引き返し基準7つ|GW遭難から学ぶ撤退判断のコツが参考になります。
3. 低山でもレインウェアは必ず持つ
標高の低い山でも、体が濡れると思った以上に体温を奪われます。6月でも油断は禁物で、レインウェアは必ず持っていきましょう。子ども用の選び方は【レインウェアの選び方】初心者・子連れ登山で失敗しないポイントにまとめています。
梅雨は虫が増える時季でもあります。あわせて子連れ登山の虫刺され対策|マダニ・ブヨ・アブへの正しい応急処置と予防法も読んでおくと安心です。
高尾山(東京)|ケーブルカーと屋内施設で雨でも飽きない

標高599mの高尾山は、子連れ登山の入門にぴったりの山です。ケーブルカーの線路は急勾配で、最大斜度31度18分は日本一。往復割引もあるので、行きも帰りも乗り物で楽ができます。
ケーブルカーの終着駅から山頂までは徒歩約50分。雨で子どもが疲れたら、無理せず駅周辺で引き返せます。ケーブルカー駅から徒歩3分の「さる園・野草園」では、約80頭のニホンザルと300種の植物に出会えます。屋根のある場所も多く、雨宿りしながら楽しめるのが高尾山の強みです。
道中にはお茶屋や飲食店、土産屋が並びます。山頂付近のトイレにはベビーシートや幼児用の椅子、フィッティングルームがあり、小さな子ども連れでも安心して過ごせます。
筑波山(茨城)|2つの乗り物で天気に合わせやすい

標高877mの筑波山は、茨城県つくば市にある山です。ケーブルカーとロープウェイの2つの乗り物があり、登る場所や天気に合わせてルートを選べます。
雨が上がった晴れ間には、山頂から関東平野や霞ヶ浦を見渡す大展望が広がります。2つの乗り物で歩く距離を調整できるので、子どもの体力や天気の様子を見ながら、その日の計画を柔軟に変えられるのが魅力です。
御岳山(東京)|ケーブルカーで上がる神社の山

標高929mの御岳山も、ケーブルカーで一気に高い場所まで上がれる山です。ケーブルカーの駅から徒歩30分ほどで、山上にある武蔵御嶽神社にたどり着きます。
御岳山には「ロックガーデン」と呼ばれる、岩と苔の渓谷コースがあります。滝や杉の大木が点在し、雨に濡れた苔の緑がとくに美しく見える場所です。神社や周辺の集落で雨宿りもできるので、天気が不安定な梅雨でも訪れやすい山です。
宝登山(埼玉)|ロープウェイ5分と小動物公園で小さな子も楽しい

標高497.1mの宝登山は、埼玉県長瀞町にある山です。山麓駅から山頂駅までの全長832mを、ロープウェイで約5分。50名乗りのゴンドラ2台が交互に上下するつるべ式で運行しています。
山頂駅の近くには宝登山神社の奥宮があり、宝登山小動物公園ではニホンザルやホンシュウジカなどとふれあえます。動物好きの小さな子どもでも飽きずに楽しめるので、梅雨の家族のお出かけにぴったりです。宝登山の詳しい様子は【山行記録】宝登山(関東百名山)でも紹介しています。
鋸山(千葉)|ロープウェイ4分で大仏と絶景(雨後の足元注意)

標高329mの鋸山は、千葉県富津市にある日本100低山の一つです。ロープウェーなら山頂まで約4分。最寄りの浜金谷駅からは徒歩8分とアクセスもよく、電車での日帰りに向いています。
山頂一帯は日本寺の境内になっていて、見どころが豊富です。高さ31.05mの石大仏「薬師瑠璃光如来」は日本最大の石仏で、百尺観音や千五百羅漢、断崖から下をのぞく「地獄のぞき」など、子どもが思わず声を上げる名所が並びます。
ただし石段や岩場が多く、雨の後は滑りやすい箇所があります。手すりのある場所では子どもの手をしっかり握り、急がず一歩ずつ歩くようにしましょう。
梅雨の子連れ登山で用意したい雨対策装備3つ
梅雨の山では、雨そのものよりも「濡れたあとの冷え」が子どもの体にこたえます。レインウェア・ザックカバー・速乾タオルの3つをそろえておくと、急な雨でも落ち着いて対応できます。子連れ登山で扱いやすいモンベルの製品を選びました。
子ども用レインウェア(レイントレッカー Kid’s)
透湿防水(汗の水蒸気は外へ逃がし、雨は防ぐ)素材の上下セットです。130〜160cmサイズに対応し、汗で蒸れにくいので、雨の中を歩いても子どもが不快になりにくいのが利点です。突然の雨でも体温を守る、夏山の頼もしいお守りになります。
楽天お買い物マラソンの期間中なら、子どもの登山靴やザックとまとめて買うことで、ポイント還元が上がることがあります。

ザックカバー(ジャストフィット パックカバー)
ザックを雨から守る防水カバーです。25Lから上のサイズ展開があり、子どもの着替えやお弁当が雨で濡れる心配を減らせます。中身が濡れないだけで、雨の日の安心感がぐっと変わります。
楽天モバイルを契約していれば、楽天市場でのSPU(各サービスの利用で買い物のポイント倍率が上がる仕組み)が1倍ぶん上がります。同じ価格でも還元分がお得になることがあります。

速乾タオル(クイックドライ スポーツタオル)
マイクロファイバー(極細の化学繊維)を使った吸水・速乾のタオルです。ナイロン20%・ポリエステル80%、重量170g、サイズは125×45cm。濡れた体をさっと拭けて、乾きが早いので、雨の日の冷え対策に1枚あると重宝します。
楽天お買い物マラソンの買い回りで、レインウェアやザックカバーと一緒に注文すると、ポイント還元が上がることがあります。

まとめ|梅雨は山を選べば子連れでも楽しめる

梅雨の子連れ登山は、乗り物で登れて雨宿りできる低山を選び、装備をそろえれば安心して楽しめます。今回紹介した5山をおさらいします。
- 高尾山(東京・599m)|日本一の急勾配ケーブルカーと、さる園や飲食店で雨でも飽きない
- 筑波山(茨城・877m)|ケーブルカーとロープウェイの2ルートで天気に合わせやすい
- 御岳山(東京・929m)|ケーブルカーで上がる神社の山。苔の渓谷ロックガーデンが見どころ
- 宝登山(埼玉・497.1m)|ロープウェイ約5分と小動物公園で小さな子も楽しめる
- 鋸山(千葉・329m)|ロープウェー約4分で日本最大の石大仏と絶景。雨後の足元に注意
持ち物は、レインウェア・ザックカバー・速乾タオルの3つを基本に準備しましょう。出発前には天気予報と気圧の配置を確認し、本降りの日は無理をしないことが、子連れ登山を長く楽しむコツです。
関東の山をもっと探したい方は子連れ登山 関東おすすめ山まとめ【難易度別・駅近・駐車場あり】を、車でのお出かけを考えている方は子連れ登山の駐車場まとめ【関東おすすめ山9選・アクセス情報付き】もあわせてどうぞ。


コメント