- 気づけばザックが2つ3つと増えている
- 軽いと聞くと今の装備が急に重く感じる
- まだ使えるのに買い替えを考えてしまう
登山を続けていると、装備は自然に増えていきます。最初は最低限のつもりでも、気づけば総額は想像を超えます。
重さへの不満、機能差の発見、軽量化への憧れ。情報を知るほど、欲は静かに拡張します。
本記事では、初心者装備の初期費用から、買い替えループ、軽量化にかかる金額、年間累計のリアルまで整理します。
装備は欲望で集めると沼になり、目的で選べば道具になります。
登山初心者の装備はいくらから始まるのか

最低限そろえる基本装備の総額
登山靴は15,000〜25,000円です。
ザックは12,000〜20,000円です。
レインウェアは20,000円前後です。
ヘッドランプや小物で5,000円です。
合計すると約60,000円です。
日帰りでもこの水準になります。
宿泊で跳ね上がる初期費用
テントは30,000〜50,000円です。
シュラフは20,000円前後です。
マットは10,000円前後です。
バーナーとクッカーで15,000円です。
宿泊装備を加えると初期費用は120,000円を超えます。
最初の想定予算は甘い
多くの人は5万円程度を想像します。
しかし現実は倍近くになります。
ここで最初の想定は崩れます。
なぜ装備は買い替えたくなるのか
重さへの不満が生まれる
登山に慣れると余裕が生まれます。
余裕が生まれると比較が始まります。
他人の装備が軽く見えます。
自分の装備が急に重く感じます。
重さは不満に変わります。
機能差を知ると欲が拡張する
透湿性や撥水性の差を知ります。
フレーム構造の違いを知ります。
知識は武器になると同時に
欲望の燃料になります。
今の装備が不十分に見えます。
情報過多が満足を壊す
SNSやレビューが溢れています。
新製品は毎年登場します。
比較対象が増えると
満足は維持できません。
軽量化という終わらないゲーム

100g軽くするための金額
軽量ザックは30,000円です。
通常モデルは15,000円です。
差額は15,000円です。
軽くなるのは300gです。
100gあたり5,000円です。
軽さは高価です。
UL化で起きる連鎖
ザックを軽くします。
次にテントを軽くしたくなります。
テントを変えると
マットも合わなくなります。
連鎖は止まりません。
軽さと快適性の交換
軽量化は快適性を削ります。
クッション性は下がります。
万能装備は存在しません。
周辺ギアが増殖する理由

バーナーとクッカー沼
バーナーは5,000〜10,000円です。
軽量モデルはさらに高価です。
クッカーも素材で価格が変わります。
チタンは高価です。
料理の幅が広がると
ギアも増えます。
時計やカメラの拡張
登山用時計は30,000円前後です。
GPS付きは50,000円を超えます。
カメラを追加すると
数十万円になることもあります。
登山は拡張性が高い趣味です。
ザックが増える構造
日帰り用を買います。
縦走用を追加します。
雪山用を検討します。
容量別に増えていきます。
ザックは象徴的な沼です。
年間いくら使っているのか
3年目モデルケース
1年目は初期費用120,000円です。
2年目は買い替え50,000円です。
3年目は軽量化40,000円です。
3年間で210,000円です。
買い替えを含めた累計
ここに小物追加を加えます。
毎年20,000円とします。
3年で60,000円です。
累計は270,000円です。
決して軽い金額ではありません。
登山全体費用との比較
交通費や宿泊費もかかります。
装備費は固定費に近い支出です。
頻度が増えるほど
総額は拡大します。
沼と健全に付き合う方法
目的から逆算する
縦走が目的なら軽量化は有効です。
低山中心なら過度な投資は不要です。
目的が軸になります。
買い替え基準を決める
壊れたら買うと決めます。
不満が明確なときだけ変えます。
基準が衝動を抑えます。
レンタルと中古
高額装備はレンタルできます。
中古市場も活発です。
所有しない選択も有効です。
装備は手段と理解する
装備は山を楽しむ手段です。
目的ではありません。
ここを忘れると沼になります。
まとめ 欲望を否定せず設計する
装備が増えるのは自然です。
登山が好きだからです。
問題は無自覚な増殖です。
年間で見ると現実が見えます。
欲望を否定する必要はありません。
ただし設計は必要です。
目的から逆算して選べば
装備は強い味方になります。
登山を長く続けるために、
装備とも冷静に付き合ってください。
【初心者向けの登山とお金の話】シリーズ
装備費は登山費用の中でも最も膨らみやすい出費です。
山に慣れるほど、道具は増えていきます。
気づかないうちに総額は大きくなります。
他にも項目ごとにお金のかかる内容を分けて考えました。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】装備品以外でもこれだけかかります
物価高で年々上がっています。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】行くだけでこんなにかかる? 交通費編
荷物、思い出、出費が増えます。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】山小屋とテント泊はいくらかかる? 宿泊費編
山の中でも財布は軽くなりません。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】山の中でも財布は軽くならない 飲食費編
解放感は財布を軽くします。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】下山したあとが一番危ない 温泉と外食編
物より思い出ですが物も増えます。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】記念のつもりが増えていく お土産編


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