子連れで山ごはんを楽しむとき、こんなことで困っていませんか。
- 岩や地面に直接座ると、お尻が冷たくて落ち着かない
- 子どもがじっと座っていられず、食事の途中で立ち歩いてしまう
- 軽い折りたたみチェアがほしいけれど、重さや背もたれのどれを優先すればいいか分からない
チェアは300g台の超軽量モデルから1kg近いものまで幅広く、家族分をそろえると重さも値段もふくらみます。子連れだからこそ、選ぶ基準をしぼることが大切です。
重さ・背もたれの有無・座面の高さの3つを見比べれば、家族に合う1脚が見つかります。この記事では、子連れの山ごはんに合う登山用折りたたみチェアを5脚、選び方とあわせて紹介します。
読み終えるころには、親用と子ども用をどう組み合わせて家族分をそろえればいいかが分かります。
子連れの山ごはんに折りたたみチェアがあると変わること

山ごはんや休憩のとき、岩やぬれた地面に直接座ると、お尻が冷えて長くは座っていられません。折りたたみチェアが1脚あるだけで、その時間がぐっと快適に変わります。
地面に座らずに済むから、子どもが落ち着いて食べられる
岩やぬれた地面に直接座ると、冷たさや汚れが気になって落ち着きません。小さな子どもは座る場所が定まらないと、食べている途中で立ち歩いてしまいがちです。
折りたたみチェアがあれば、一人ひとりの居場所がはっきりします。座る場所が決まるだけで、山ごはんの時間を落ち着いて過ごせるようになります。
休憩スポットを選ばない・滞在が快適・疲れが残りにくい
チェアを持っていくと、ベンチのない場所でも腰を下ろせます。見晴らしのいい広場でも木陰でも、好きな場所がそのまま休憩スポットになります。
腰かけてゆっくり過ごせると、山での滞在そのものが快適になります。しっかり体を休められるぶん、下山後に疲れが残りにくいのもうれしいところです。
山ごはんの時間そのものを楽しむには、食事の内容も大切です。メニュー全体は 子連れ登山の食事|行動食・山ごはんおすすめ13選と選び方【2026年】 にまとめているので、あわせて準備の参考にしてみてください。
では、子連れでチェアを選ぶときは、どこを見ればいいのでしょうか。
子連れ目線の折りたたみチェアの選び方

チェアと一口に言っても、重さも形もさまざまです。子連れの山ごはんでは、次の4つを順番に確認すると失敗しません。
重量は500g前後を目安に(家族分の合計も考える)
登山装備に加えるなら、重さは500g前後までを目安にすると持ち運びがラクです。チェアは300g台の軽いものから1kg近いものまで幅があります。
家族分をそろえると、その重さがそのまま人数ぶん増えていきます。親が背負う合計の重さも考えて、軽いモデルを中心に選ぶと無理がありません。
背もたれの有無で選ぶ(ちょい休憩か、山頂でゆっくり食事か)
背もたれなしのタイプは500g以下が中心で、組み立ても簡単です。軽くてコンパクトなので、ちょっと腰かけて休む使い方に向いています。
背もたれありのタイプは500gから1kgほどで、山頂やテント場で長くゆっくり過ごすのに向いています。山ごはんを腰を据えて味わいたいなら、背もたれありが快適です。
座面高で選ぶ(立ち座りがラクな高め/子どもと低く座るロー型)
組み立て式のチェアは座面の高さが28〜35cm程度あり、立ったり座ったりがラクにできます。ひざや腰に負担をかけたくない大人に向いた高さです。
ロータイプは座面が22cm前後と低く、地面に近い姿勢でくつろげます。子どもと目線を合わせやすく、転んでも段差が小さいので安心して座らせられます。
耐荷重と収納サイズを確認する(長さ40cm・幅15cm以内が目安)
耐荷重は製品によって60〜150kg程度の幅があります。体重ぴったりではなく、余裕を持った数字のモデルを選ぶと安心して座れます。
収納サイズは、長さ40cm・幅15cm以内ならザックの中や外付けに収まります。組み立て式は座り心地のよさが魅力で、折りたたみ(収束)式は持ち運びやすさが強みです。
ここからは、この4つの基準をふまえて、子連れの山ごはんにおすすめの5脚を紹介します。
モンベル L.W.トレールチェア 26|背もたれなしの超軽量で荷物を増やさない

とにかく軽く済ませたい親に向くのが、モンベルのL.W.トレールチェア26です。本体331g(付属品込みで363g)と軽く、収納時は直径7.5×34cmのコンパクトサイズにまとまります。
座面の高さは26cm、耐荷重は約80kgです。背もたれはありませんが、そのぶん軽くて組み立ても簡単なので、ちょっと腰かけて休む使い方にぴったり。価格は約2,860円です。
休憩のたびに荷物の重さが気になると、せっかくの山ごはんも落ち着きません。荷物を増やしたくない家族には、ザックの邪魔にならない軽さのこのモデルが心強い1脚になります。
mont-bell(モンベル)
L.W.トレールチェア 26
本体331gの超軽量チェア。収納時は直径7.5×34cmにまとまり、座面高26cm・耐荷重約80kg。背もたれなしで組み立ても簡単な、ちょい休憩向けの1脚です。
キャプテンスタッグ ザブトン FDチェア|最軽量220gの座布団タイプで子どもにも

子ども用に1脚足すなら、キャプテンスタッグのザブトンFDチェアが選びやすいです。重さはわずか220gで、今回紹介する中でいちばん軽い座布団(座椅子)タイプです。
座面は38×80cmと広めで、地面に近いお座敷スタイルで腰を下ろせます。価格も約1,691円と手に取りやすく、家族分の追加にも向いています。
子どもが地面に直接座るのは避けたいけれど、大人用の椅子では大きすぎる。そんなときは、低くて広いこのタイプなら、子どもも安心して座っていられます。
CAPTAIN STAG(キャプテンスタッグ)
ザブトン FDチェア
重さ220gの座布団タイプ。座面は38×80cmと広く、地面に近いお座敷スタイルで座れます。約1,691円と手頃で、子ども用の追加にも向く軽さです。
ヘリノックス チェアゼロ|背もたれありで山ごはんがゆっくり楽しめる

山頂や見晴らしのいい場所で、背もたれにもたれてゆっくり食べたいなら、ヘリノックスのチェアゼロです。本体490g(付属品込み510g)と軽いのに、しっかりした背もたれが付いています。
座面の高さは28cmで立ち座りがラク、耐荷重は120kgと余裕があります。収納時は10×10×35cmと細くまとまり、ザックにすっきり収まる形です。
背もたれがないと、長く座っているうちに背中が疲れてきます。腰を据えて山ごはんを味わいたい親には、もたれてくつろげるこのモデルが向いています。温かい料理までゆっくり楽しむなら、登山用クッカーおすすめ5選|子連れ向け軽量セットの選び方 もあわせて選んでみてください。
Helinox(ヘリノックス)
チェアゼロ
本体490gで背もたれ付き。座面高28cmで立ち座りがラク、耐荷重120kg。収納時は10×10×35cmと細くまとまり、山頂でゆっくり食事したい親に向く1脚です。
ヘリノックス グラウンドチェア|座面が低く子どもと目線が合う安定タイプ

子どもと目線を合わせて低く座りたい家族には、ヘリノックスのグラウンドチェアが合います。座面の高さは22cmと低く、地面に近い姿勢で落ち着いて過ごせます。
本体615g(付属品込み640g)で耐荷重は120kg、収納時は30×11×11cmです。低い姿勢のぶん重心が下がり、安定感があるのも子連れにうれしいところです。
高さのある椅子だと、子どもがよじ登ったり倒したりしないか気になります。低くて安定したロータイプなら、隣に座ってもひやひやせずに山ごはんを楽しめます。
Helinox(ヘリノックス)
グラウンドチェア
座面高22cmのロータイプで耐荷重120kg。本体615gで重心が低く安定感があり、子どもと目線を合わせて座れます。収納時は30×11×11cmです。
Moon Lence 2wayローチェア|コスパ重視で家族分をそろえたい人に

まず家族分を予算を抑えてそろえたいなら、Moon Lenceの2wayローチェアが候補になります。価格は約3,999円で、ハイとローの2wayで高さを使い分けられるのが特徴です。
重さは980gと今回の中ではしっかりめですが、座面は50×36cmと広めです。シーンに合わせて高さを変えられるので、1脚で幅広く使えます。
家族全員ぶんを一度にそろえると、出費がふくらみます。価格を抑えつつ高さも使い分けたい人には、まず試しやすいこのモデルが入り口になります。
Moon Lence
2wayローチェア
ハイ/ローで使い分けられる2wayチェア。座面50×36cmと広め、約3,999円。家族分を予算を抑えてそろえたい人の入り口になる1脚です。
シーン別のそろえ方と山ごはん道具の組み合わせ

子連れでは、親用と子ども用で役割を分けてそろえると、家族みんなが快適になります。そろえ方の目安は次のとおりです。
- 親用:背もたれありのチェアゼロや、低く安定するグラウンドチェアで腰を据えて食事
- 子ども用:軽い座布団タイプのザブトンや、超軽量のトレールチェアでちょい休憩
- 家族分をまとめて:予算を抑えたいなら2wayのMoon Lenceで一気にそろえる
チェアで腰を落ち着けたら、飲み物や取り分けの道具もそろえると、山ごはんの時間がさらに充実します。カップ選びは 登山用マグカップ・シェラカップおすすめ5選|子連れ山ごはんの選び方 が参考になります。
手軽な定番メニューを知りたいなら 子連れ登山のカップ麺・袋麺おすすめ5選|山ごはん定番5品 をどうぞ。歩きながらつまむ 行動食おすすめ8選|子連れ登山に必要な糖分・塩分・タンパク質 も準備しておくと安心です。
チェアがいちばん活きるのは、ゆっくり過ごせるテント場です。泊まりで山ごはんを楽しみたくなったら 子連れテント泊のはじめ方|山小屋との違い・必要装備をやさしく解説 も参考にしてみてください。
まとめ|子連れの山ごはんは軽さと快適さのバランスで選ぶ
子連れの山ごはんに折りたたみチェアが1脚あると、休憩や食事の時間がぐっと快適になります。最後に、選び方のポイントをまとめます。
- 重さは500g前後が目安。家族分の合計も考えて軽いものを中心に選ぶ
- ちょい休憩なら背もたれなし、山頂でゆっくりなら背もたれあり
- 立ち座りがラクな高め座面か、子どもと低く座るロー型かで選ぶ
- 耐荷重は余裕を持って、収納は長さ40cm・幅15cm以内を目安にする
親用には腰を据えて休める背もたれありを、子ども用には軽い座布団タイプをと、役割を分けてそろえると、家族みんなが落ち着いて山ごはんを楽しめます。重さと快適さのバランスを見ながら、家族に合う組み合わせを選んでみてください。


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