富士山に一生に一度は登ってみたいと考える人は多いです。
登山が趣味と言うと、『富士山登ったことある?』とよく聞かれます。
しかし登山初心者にとっては不安もあると思います。
日帰りはできるのか。
服装はどうすればいいのか。
費用はいくらかかるのか。
私は3回違うルートで登りました。
この記事では上記のような基本的な疑問を解決します。
富士登山は初心者でも登れるか

富士山は登山者が多く登山道も整備されているので、他の山と違い道に迷うことはありません。
そのため初心者でも挑戦は可能ですが、標高が高いので高山病のリスクがあります。
また距離も長く、天候も変わりやすいので体力と事前準備が必要です。
富士登山の期間と天気

開山期間は例年、7月上旬から9月上旬です。
週末とお盆は激混みするので平日がおすすめです。
五合目と山頂との標高差があるため、気温差が大きく(標高差100m毎に約-0.6℃)、
山頂では夏でも真冬並みの気温となります。
山頂と平地の気温差は約20℃です。
また、同じ気温でも風が吹くと体感温度が下がります(風速1m毎に約-1.0℃)。
おすすめは吉田ルート

| 比較項目 | 吉田ルート | 須走ルート | 御殿場ルート | 富士宮ルート |
|---|---|---|---|---|
| スタート地点 | 富士スバルライン五合目 標高2,305m | 須走口五合目 標高1,970m | 御殿場口新五合目 標高1,440m | 富士宮口五合目 標高2,400m |
| 高低差 | 1,405m | 1,740m | 2,260m | 1,320m |
| 所要時間(往復) | 登り約6時間/下り約3時間30分 | 登り約8時間/下り約4時間 | 登り約9時間30分/下り約4時間 | 登り約5時間/下り約3時間30分 |
| 歩行距離 | 約15.1km | 約14km | 約19.5km | 約10km |
| 特徴 | 設備が充実で人気が高い | 森林帯など変化が多い | 距離が長く過酷 日帰りは難しい | 距離は短いが道が険しい |
| 初心者向け | ◎ | ○ | △ | ○ |
0合目(海抜0m)スタートはロマンに溢れていますが、全長42kmの過酷な挑戦です。通常はどのルートでも5合目からスタートです。
吉田ルートは登山者が多く山小屋も多いため初心者に最も人気です。
須走ルートは森林帯の変化を楽しめますが距離は長めです。
御殿場ルートは距離が最も長く体力が必要なため、日帰り初心者には厳しいです。
富士宮ルートは距離が短いですが道が険しいです。
富士登山は日帰りできるか

早朝に出発すれば日帰りは可能ですが、午後2時~翌午前3時は入山規制があり、山小屋宿泊者を除き五合目から入山することはできません。日帰りは体力消耗も大きく、高山病のリスクも高まります。
時間とお金と要相談ですが、山小屋利用が安全です。毎年恒例行事のようにニュースになっていますが、※弾丸登山はやめましょう。
※夜に五合目から出発し、小屋に泊まらず日の出までに頂上を目指す登山スタイル。
富士登山の服装と持ち物

基本は長袖シャツ長ズボンです。
・レインウェア
・防寒着
・帽子
・登山靴
・日焼け止め
・サングラス
・飲み物
・行動食
・ヘッドランプ
・手袋
・ストック
・ファーストエイド
など
詳しい服装と持ち物は別記事でまとめています。
【初めての富士登山】服装と持ち物
装備の準備方法には購入とレンタルの選択があります。
【登山装備はレンタル!】やまどうぐレンタル屋
風対策にはこちらを参考にしてみてください。
おすすめウインドシェル5選|軽量で風を防ぐ人気ジャケット
富士登山の費用目安

自宅から登山口までの交通費、どのルートから入っても入山料4,000円がかかります。
マイカーの場合、御殿場ルート以外はマイカー規制があるため、駐車場代とシャトルバス代が別途発生します。
山小屋を使えば宿泊費が必要となり、食費や装備費もあります。
合計は数千円から数万円です。
条件で大きく変わります。
詳しい内訳はこちらで解説しています。
▶︎【初めての富士登山】費用はいくらかかる?
電車で行く場合のアクセス

吉田ルート 富士急行の河口湖駅または富士山駅で下車し、それぞれの駅前から出ている吉田口五合目行きのバスに乗車します。
須走ルート JR御殿場駅または小田急小田原線の新松田駅から須走口五合目行きバスを利用します。
御殿場ルート JR御殿場線御殿場駅から水ケ塚公園行きバス(御殿場口新五合目下車)を利用します。
富士宮ルート 東海道新幹線の新富士駅または三島駅、東海道本線の富士駅、身延線の富士宮駅から、富士宮登山道五合目行きのバスが出ています。
まとめ

富士登山は、日本一の山という特別感がある一方で、きちんと準備をすれば初心者でも挑戦できる山です。
- 開山期間と天気を確認する
- ルートを選ぶ(迷ったら吉田ルート)
- 日帰りか山小屋泊かを決める
- 服装・持ち物をしっかり整える
- 費用とアクセスを事前に把握する
これらを押さえておけば、不安はかなり減ります。
特に初心者にとって大きいのは「装備」と「お金」の問題です。
すべて購入すると数万円単位になりますが、レンタルという選択肢を使えば初期費用は大きく抑えられます。
富士山に限らず登山は無理をしたり、命をかけることではありません。
弾丸登山を避け余裕のある計画を立て、天候を確認し安全第一で挑戦しましょう。
準備が整えばあとは一歩踏み出すだけです。
安全に楽しく富士登山を成功させましょう。
初めての富士登山シリーズ
富士登山が初めての方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
▶︎【初めての富士登山】服装と持ち物
▶︎【初めての富士登山】費用はいくらかかる?
▶︎【登山装備はレンタル!】やまどうぐレンタル屋
シリーズで読むことで、準備から費用まで全体像がつかめます。


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