【登山のクマ対策】熊鈴だけで大丈夫?

熊注意の標識 実践ノウハウ

目撃情報や遭遇事故のニュースが相次ぎ、登山をする際にクマとの遭遇を不安に感じている人も多いのではないでしょうか?
熊鈴を付けていれば安心と思われがちですが、クマ対策として十分とは言えません。
クマに出合わないための行動遭遇した際の対処法を知っておくことも大切です。

出合わないために

クマの被害に遭わないためには遭遇しないことが最も重要です。

人の存在を知らせる

登山中は音などで人間の存在をクマに知らせることが重要です。
主な方法は次の通りです。

・熊鈴を付ける
・ラジオなど音を出す
・複数人で行動する

見通しの悪い場所や荒天時は特に注意

次のような場所ではクマと突然遭遇する可能性があります。

・樹林帯
・沢沿い
・曲がりくねった登山道

こうした場所では、ホイッスルやベアホーンなどで定期的に音を出すと効果的です。

登山前にクマ情報を確認する

登山前にホームページや公式SNSでクマの目撃情報を確認しておきます。

・自治体
・山岳警備隊
・山小屋

直近で目撃が多いエリアは避けるなど、計画の段階でリスクを減らすことができます。

遭遇したときは

どれだけ対策をしていても、クマと出会う可能性はゼロではありません。
その場合は落ち着いて行動することが重要です。

遠い距離(50m以上)

・ゆっくり後退する
・こちらに気づいている場合は退散を促す
ストックや枝を左右に振る、傘を広げる

近い距離(50m以内)

・ゆっくり後退する
身を隠す(木や岩、標柱など)
・隠れて立ち去るのを待つ

やってはいけない行動

・背を向けて走る
・大きな声や音を出す
・荷物を置いて逃げる

驚かせる行為はNG、特に母グマは攻撃的になりやすいので注意が必要です。
クマは視力が弱いので人を認識できなくなれば、落ち着きを取り戻して立ち去る可能性があります。

近づいたり襲ってきたときは

至近距離で遭遇した場合、クマによる攻撃を受ける可能性があります。攻撃を回避する完全な方法はありません。

クマ撃退スプレーの使用

至近距離で遭遇した場合に備えて、クマ撃退スプレーを携行しましょう。スプレーはザックの中ではなく、ショルダーハーネスや腰ベルトなどすぐ取り出せる場所に装着しておきます。

スプレーの有効射程距離までクマを引きつけて、顔(目・鼻・口)を狙って約3秒間噴射します。成分がクマとの間に広がり怯んだ際に、安全な場所に退避しましょう。

最終手段

スプレーを使用する間もなくクマが攻撃してきた場合は、首を守る姿勢を取ります。

・うつ伏せになる(できない場合は身体を丸めてうずくまる)
・両手で首の後ろを覆い頸動脈を守る
・ひっくり返されないように足を開く

機内持ち込み禁止

熊撃退スプレー(ベアスプレー)は、航空法で危険物に該当するため、飛行機への機内持ち込み・手荷物預け入れは一切できません。旅行先(北海道など)で利用する場合は、現地での購入、またはレンタルサービスを利用してください。 

クマに出合わないのが一番ですが、生息していない地域で登山するのも一つの手です。
千葉県や九州、利尻島や屋久島には生息していません。(行くには時間とお金がかかりますが、、、)

登山を安全に楽しむためには、装備と知識の両方が大切です。
こちらも参考にしてみてください。
【登山靴の選び方】初心者・子連れ登山で失敗しないポイント
【登山リュックの選び方】 容量・背負い心地・おすすめモデル
【レインウェアの選び方】初心者・子連れ登山で失敗しないポイント

【登山用語】安全登山のための登山用語まとめ
【登山用語】地形・登山道編 稜線と尾根の違い説明できますか?



コメント

タイトルとURLをコピーしました