【山で子ども博士】花編 山で見つけたい花10選と大切にしたいこと

子連れ登山で出会う季節の花と自然を守るイメージ 実践ノウハウ

山を歩いていると、子どもは不思議なほど足をよく止めます。
石や虫、水たまり、そして花。
特に花は登山中でも自然と目に入りやすく、立ち止まるきっかけになってくれます。
「この花なに?」と聞かれて、名前が分からなくても問題ありません。
山の花は覚えることよりも、見つけて、比べて、気づくこと自体が大切な体験になります。
ただし、山の花は特別な存在です。
街の花壇や公園の花と同じようには扱えません。
子どもと一緒に山を歩くなら花を見るときの基本を知っておくことも、山での大事な学びになります。
花と同じように山では鳥や虫も身近な学びの対象になります。
山で子ども博士シリーズでは親子で楽しめる自然観察のヒントをまとめています。
▶︎山で子ども博士シリーズ

山の花を見るときに大切なこと

山の花はその場所の環境で、長い時間をかけて育っています。
一度傷ついたり持ち去られたりすると、元に戻るまでに何年もかかることがあります。
子どもと山を歩くときは、次のことを大切にします。

採らない
踏まない
持ち込まない

きれいでも珍しくても花はそのまま残します。花の近くには行かず登山道を歩きます。
山の外から植物や生きものを持ち込まないようにします。

「また来年も咲けるようにしよう」
「次に来た人も見られるようにしよう」
そんな声かけで十分です。

山では花だけでなく道の譲り方や声かけなど基本的なマナーも大切です。
子連れ登山で知っておきたい登山ルールとマナーもあわせて確認してみてください。
▶︎【登山のルールとマナー】知るべき不文律と暗黙の了解

山で見つけたい花たち

ウスユキソウ

出典:こもろ観光局

見頃の季節:夏

名前の由来は綿毛が薄く積もった雪のように見えることからです。
夏の高い山で見かけることが多く「日本のエーデルワイス」として親しまれています。

チングルマ

出典:BOTANY.cz

見頃の季節:夏

可愛らしい花で高山植物の人気者です。
花が終わると綿毛のような姿になります。

ニッコウキスゲ

出典:森と水の郷あきた

見頃の季節:夏

一日花で朝咲いて夕方にはしぼんでしまいます。
この花を見ると夏の山に来たことを実感。

コマクサ

出典:山と渓谷オンライン

見頃の季節:初夏から夏

高山植物の女王。
日当たりがよく、砂や小石で覆われた場所に自生します。

ミズバショウ

出典:白馬五竜高山植物園

見頃の季節:初夏

水辺の近くに咲く花です。
低値では春に、尾瀬では初夏に開花します。

クロユリ

出典:LOVEGREEN

見頃の季節:初夏から夏

エピソードの多い花です。
虫をおびき寄せる独特なにおいを持っています。

ハクサンイチゲ

出典:白馬五竜高山植物園

見頃の季節:初夏から夏

お花畑の代表格です。
高山帯で様々な高山植物が一斉に咲く場所を「お花畑」と言います。

シナノキンバイ

出典:森と水の郷あきた

見頃の季節:夏

とても鮮やかな黄色が印象的な花です。
よく似た花が多いので、花の大きさと葉で見分けます。

ウルップソウ

出典:白馬五竜高山植物園

見頃の季節:夏

高山帯のガレ場に自生する高山植物です。
コマクサと似た環境で見られることも多く、厳しい環境で生き延びる力強い植物でもあります。

ハクサンチドリ

出典:森と水の郷あきた

見頃の季節:夏

尾瀬に夏の訪れを告げる花です。
どこに咲いていても鮮やかさがとてもよく目立ちます。

まとめ

山の花は見るだけで楽しめます。
名前を正しく言えるかどうかよりも、気づいたことや感じたことのほうが大切です。
そして花を守ることも山での大事な学びです。
採らない、踏まない、持ち込まない。
このことを意識するだけで子どもと一緒の登山は、より安心で豊かな時間になります。
子どもが見つけた花が、その日の山の主役になります。
それをそっと残して次につなげる。
その体験こそが山で子ども博士のいちばんの学びです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました