子連れ富士登山の装備はレンタルで十分?料金と借り方を解説【2026年】

山小屋へ続く富士山の登山道を装備で進む登山者 子連れで登る
夏の富士山。山小屋へと続く登山道を、装備をそろえて進む登山者(出典:Wikimedia Commons
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子どもと一緒に夏の富士山へ挑戦したいとき、こんな悩みにぶつかっていませんか。

  • 子ども用の装備を一式買うと数万円かかり、1回のために買うのはためらう
  • 普段着やビニールのカッパでは危険だと聞いて、どうすればいいか迷っている
  • レンタルで足りるのか、料金やサイズ、借り方がよく分からない

そこで頼りになるのが、登山装備のレンタルです。子ども用のレインウェアや登山靴、防寒着まで必要な期間だけ借りられ、買いそろえるより費用をぐっと抑えられます。この記事では、子連れ富士登山に必要な装備の一覧から、レンタルで足りる理由、やまどうぐレンタル屋の子ども向け料金、予約から返却までの流れまでをまとめました。読み終えるころには、子どもの装備をいくらで・どう借りればいいかがはっきり分かります。

子連れ富士登山に必要な装備一覧

レインウェアやソックスなどの登山装備
登山に必要なレインウェアやソックスなどの装備(出典:Pexels

富士山は標高が高く、真夏でも山頂付近は2〜7℃まで冷え込みます。気温は100mごとに約0.6℃下がるため、五合目で快適でも山頂では真冬並みの寒さになります。普段の日帰り登山より装備の重要度が高く、子どもも大人と同じように雨具と防寒着をそろえる必要があります。

まず、大人と子どもに共通して必要な装備を一覧にしました。買って用意するか、レンタルで借りるかの目安も添えています。

装備大人子ども買う/借りる
レインウェア(上下)必要必要借りる
登山靴必要必要借りる
防寒着(フリース)必要必要借りる
ザック(20〜30L)必要必要借りる
ヘッドランプ必要必要買う
帽子・手袋必要必要買う
登山用ソックス必要必要買う
行動食・日焼け止め必要必要買う

レインウェアや登山靴、防寒着のような高価で短期間しか使わないものはレンタルが向いています。一方、ソックスや帽子、行動食のように肌に直接触れるものや消耗品は、買ってそろえた方が衛生的で気持ちよく使えます。大人の装備の詳しい選び方は、【初めての富士登山】服装と持ち物リスト|初心者・子連れの必要装備で写真つきにまとめています。

子どもの靴とレインウェアは、必ず登山用の機能を持ったものを選んでください。ビニールのカッパは汗が抜けず内側が濡れて体を冷やすため、富士山では使えません。透湿性のある雨具と、滑りにくい登山靴が安全のための最低条件です。

子どもの装備をレンタルで揃えるべき理由

子どもの装備をレンタルする一番の理由は、すぐにサイズが合わなくなるからです。小学生は1シーズンで足のサイズや身長が変わりやすく、せっかく買った登山靴やレインウェアが翌年には小さくて使えないことがよくあります。年に1〜2回の富士登山のために買うと、ほとんど使わないままサイズアウトしてしまいます。

費用の面でも差は大きく開きます。子ども用の装備を新品の登山用でそろえた場合と、レンタルで借りた場合を比べてみます。

子ども用の装備買う(新品・登山用)レンタル(1泊2日)
登山靴約8,000〜11,000円3,500円
レインウェア(上下)約7,000〜13,000円2,500円
フリース(防寒着)約3,000〜6,000円2,500円〜
3点の合計約18,000〜30,000円8,500円前後

3点をそろえると、買えば約18,000〜30,000円かかるところ、レンタルなら8,500円前後で済みます。安価なキッズ用のカッパは3,000円ほどで買えますが、透湿性がなく富士山では機能が足りないため、登山用と同列には比べられません。

もう一つの利点は、使った後の手入れや保管がいらないことです。レンタルなら泥で汚れたまま返却でき、シーズンオフにかさばる登山靴やレインウェアを家で保管する必要もありません。毎月のように登るなら買った方が安く付きますが、年に数回の富士登山ならレンタルの方が無駄になりにくい選び方です。

やまどうぐレンタル屋の子ども向けプランと料金

子ども用の登山装備を借りるなら、富士登山と登山用品レンタルの専門業者であるやまどうぐレンタル屋が候補になります。子ども用品の取りそろえが充実していて、レインウェアから登山靴、ベビーキャリアまで一通りそろうのが特徴です。主な子ども向けの料金は次のとおりです。

品目1泊2日2泊3日サイズの目安
子ども用レインウェア上下2,500円3,000円90〜150cm
子ども用登山靴3,500円4,000円16.0〜22.0cm
子ども用フリース2,500円〜
子ども用ヘルメット1,500円〜
ベビーキャリア(背負子)5,500円〜小さな子の同行に

※料金は2026年6月時点のものです。最新の料金は公式サイトでご確認ください。

レインウェアは90〜150cmまでサイズがそろい、90〜110cmはモンベルのクレッパーKid’s、それ以上はミズノのベルグテックが使われています。登山靴は16.0〜22.0cmまで対応し、ベビーキャリアもあるため、まだ自分で長く歩けない小さな子を背負っての登山にも対応できます。

大人の装備もまとめて借りたい場合は、富士登山セットが便利です。まるごと6点セットが13,500円から、7点セットが16,000円から、フルサポートの12点セットが24,000円からと、必要な装備が一式そろいます。子ども用の単品と組み合わせれば、家族全員の装備を一度に用意できます。

子ども用の空き状況や最新の料金は、やまどうぐレンタル屋 の公式ページで確認できます。

予約から返却までの流れと注意点

山小屋が点在する富士山の登山道
富士山の登山道。山小屋が点在する夏の登山ルート(出典:Wikimedia Commons

レンタルは申し込みから返却まで、宅配で完結します。流れはシンプルで、初めてでも迷うことは少ないはずです。

  1. 電話・ネット・店頭で申し込む(利用日の3営業日前まで)
  2. 利用日の3日前に商品が宅配で届く
  3. 富士登山で使用する
  4. 下山した翌日中に返送の手続きを終える(着払い伝票で、使ったままの状態でOK)

送料は、合計10,000円以上のレンタルで送料も返送料も無料になります。10,000円未満の場合は送料が別途1,000円かかります。子ども用と大人用を合わせれば1万円を超えやすいので、家族でまとめて借りると送料の負担がなくなります。

注意したいのは予約のタイミングです。富士登山シーズンが本格化する7月以降は人気のサイズから埋まりやすいため、6月のうちに予約しておくと安心です。天候不良や体調不良で行けなくなっても、利用前日までに連絡すればキャンセル料はかからず全額返金されます。在庫があれば前日までサイズ変更も無料なので、子どもの成長で靴のサイズが変わっても対応できます。

五合目で受け取りたい場合は、現地受取の手ぶら割も使えます。富士宮五合目店・吉田ルート五合目店・河口湖店・新宿店で受け取り・返却ができ、レンタル代金が10%割引になります。荷物を持って登山口まで移動せずに済むのが利点です。富士登山にかかる費用の全体像は、【初めての富士登山】費用はいくらかかる?でまとめています。

レンタルできない・買った方がいいもの

装備の中には、レンタルに向かず買ってそろえた方がよいものもあります。肌に直接触れるものや、現地で消費する消耗品です。具体的には、登山用ソックス・帽子・行動食・日焼け止めが当てはまります。

登山用ソックスは、汗を吸って乾きやすい素材のものを選ぶと、靴ずれや足の冷えを防げます。子どもの足が雨で濡れて冷えると、途中で歩きたがらなくなることもあります。肌に触れるものなので、レンタルではなく自分専用のものを用意しておくと気持ちよく履けます。夏山シーズン前にそろえておくと当日慌てません。

子ども用 登山ソックス

子ども用 登山ソックス

汗を吸って乾きやすく、足の冷えや靴ずれを防ぎます。富士登山の足元のお守りに。

帽子も、汗を吸う消耗品なのでレンタルより購入が向いています。富士山は日差しを遮るものがなく、強い紫外線が体力を奪います。つばの広いUVハットなら、首の後ろまで日差しから守れて熱中症対策にもなります。

子ども用 登山 UVハット つば広

子ども用 UVハット(登山・つば広)

つばが広く首の後ろまで日差しをカット。強い紫外線から子どもを守ります。

行動食は、チョコやナッツのように糖分がとれるものを、お腹が空く前にこまめに食べるのがコツです。子どもが食べやすいおやつを用意しておくと、登りの疲れを和らげられます。子連れ登山に合う行動食の選び方は、行動食おすすめ8選|子連れ登山に必要な糖分・塩分・タンパク質で詳しく紹介しています。日焼け止めも、紫外線で体力を削られないために必ず持っていきましょう。子どもにも使える日焼け止めの選び方は、登山 日焼け止めおすすめ5選|汗で落ちないものだけ厳選【2026年】で紹介しています。

子連れ富士登山の2026年ルールと事前準備

装備がそろったら、登山の計画と事前の手続きを確認します。2026年の富士山には事前登録などの新しいルールがあるため、子連れで登る前に【2026年版】富士山の新ルール|事前登録アプリと子連れ登山の手続きで最新の手続きを確認しておきましょう。

まず日程は、日帰りの弾丸登山は避け、3000m付近の山小屋で1泊する1泊2日が基本です。初日は2〜3時間、翌日に6〜7時間ほど歩く行程が、子どもの体への負担を抑えられます。五合目で1時間ほど過ごして体を高さに慣らし、こまめに水分をとることで高山病を防ぎます。子どもと歩くと標準の1.8倍ほど時間がかかることもあるため、ゆとりのある計画を立ててください。子どもの年齢の目安や登れるかどうかの判断は、富士山 子連れ登山は何歳から?【体験談・装備・注意点まとめ】が参考になります。

山小屋での過ごし方や子ども連れでの泊まり方は、子連れ登山の山小屋泊まとめ【初心者・子ども連れにおすすめ5選】にまとめています。寝る場所や夜の冷え対策とあわせて読むと、前夜から登頂までの流れがイメージしやすくなります。

まとめ

子連れ富士登山の装備は、子どもの分はレンタルで十分そろえられます。要点を整理します。

  • レインウェア・登山靴・防寒着は高価ですぐサイズアウトするため、レンタルが向く
  • 子ども用3点を買うと約18,000〜30,000円、レンタルなら8,500円前後
  • やまどうぐレンタル屋はレインウェア2,500円・登山靴3,500円から、サイズも豊富
  • 1万円以上で送料無料、前日まで連絡すればキャンセル無料・サイズ変更無料
  • 7月は混むので6月中に予約。ソックス・帽子・行動食は買ってそろえる

買えば数万円かかる装備も、必要な期間だけ借りれば費用をぐっと抑えられます。サイズや空き状況は早めに動くほど選びやすいので、夏山シーズン前に準備を進めてみてください。

子ども用レンタルの空き状況や最新の料金は、やまどうぐレンタル屋 の公式ページで確認できます。

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