- 登山に行くたび、財布の中身が気になる
- 山小屋での食事が思ったより高額で驚いた
- 子どもがいると行動食やおやつ代もばかにならない
登山中の飲食費は、想像以上にかかります。
計画を立てずに行くと、現地で追加購入を繰り返し、財布が軽くなることも。
この軽量化は必要ありません。軽くするなら、まずは身体です。
本記事では、初心者登山者や子連れ登山者向けにリアルな費用相場を紹介します。
涸沢などの具体例も交え、費用を把握した上で賢く登山を楽しむ方法を解説します。
この記事を読むと、登山の食費の目安がわかり、事前準備や節約の工夫ができるようになります。
結論として、登山中でも計画的にお金を管理すれば、財布を気にせず安全に楽しめます。

登山の飲食費が想像以上にかかる理由
山では食材の輸送コストが高い
山小屋や売店の食材は、人力やヘリで運ばれます。
そのため平地より高額です。
パンやカップラーメンでも、通常の1.5〜2倍になることがあります。
体力消耗で消費カロリーが増える
登山は想像以上に体力を使います。
1日で消費するカロリーは通常の2倍以上になることも。
そのため食事量も増え、費用がかさみます。
子連れ登山はおやつ代がかさむ
子どもは小腹がすくとすぐに食べたがります。
飴やチョコ、ゼリー飲料などを持参しても、1日で数百円〜千円程度増えることがあります。
山小屋での食事料金のリアル(涸沢ヒュッテ2025年の具体例)
1泊2食付きの料金目安
涸沢ヒュッテでは、1泊2食付きで大人1人14,000円です。
子どもは大人料金から3,000円引きです。(3歳以下の宿泊は出来ません)
3人家族なら合計で39,000円になります。

素泊まりの場合の費用
素泊まりでも10,000円です。
食材は自分で持ち込む必要があり、飲料やおやつ代も別途必要です。
メニュー例
カレー・ラーメン・牛丼・おでん・生ビールは1,000円です。
高いと感じるかもしれませんが、運搬コストや標高条件を考えると妥当です。
涸沢カールを眺めながら飲み食いするのは格別で、そこでの体験は金額以上かもしれません。
行動食・飲み物の摂取量目安を知っておく
登山中のエネルギー消費量(kcal)=体重(kg)×行動時間(h)×5メッツ
体重60kgの人が5時間登山する場合は60×5×5=1,500kcalとなります。
計算で出した消費量のうち、7〜8割は山行当日の朝や行動中に補給が必要です。
登山中は登りでも下りでもたくさんのエネルギーを使うため、1〜2時間おきに行動食を取る必要があります。

登山中の脱水量(ml)=体重(kg)×行動時間(時間)×5給水量(ml) = 脱水量 × 0.7〜0.8
体重60kgの人が5時間登山する場合は60×5×5=1,500ml脱水するので、
1,500×0.8=1,200ml給水が必要となります。
水筒で持参すればコストは抑えられますが、現地購入だと1本200〜300円程度が相場です。
標高が高いほど、売店価格は高くなる傾向があります。
【初心者向けの登山とお金の話】シリーズ
飲食費は登山費用の中でも見落とされがちな出費です。
山の中では物価が跳ね上がります。
気づかないうちに財布は軽くなります。
他にも気づかぬうちに増える出費があります。
登山においてお金のかかる項目をいくつかに分けて考えてみました。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】装備品以外でもこれだけかかります
物価高で年々上がっています。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】行くだけでこんなにかかる? 交通費編
荷物、思い出、出費が増えます。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】山小屋とテント泊はいくらかかる? 宿泊費編
解放感は財布を軽くします。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】下山したあとが一番危ない 温泉と外食編
物より思い出ですが物も増えます。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】記念のつもりが増えていく お土産編
増え続ける理由を正当化します。
▶︎【初心者向けの登山とお金の話】なぜ装備は増え続けるのか 装備品・ギアの沼編


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