【レインウェアの選び方】初心者・子連れ登山で失敗しないポイント

子連れ登山で雨具を着用する親子の様子 登山用品・ギア

山の天気は平地とは大きく違い、「晴れ予報だったのに突然の雨」ということは珍しくありません。
特に子連れ登山では、大人だけの登山以上に雨への備え=安全対策が重要になります。

「少しの雨なら我慢できるかな?」
「荷物が増えるから置いていこうかな?」

そう思ってしまいがちですが、子どもは濡れることで一気に体温を奪われ、体調を崩しやすくなります。
雨具は“使わないかもしれない装備”ではなく、必ず持つべき基本装備です。

この記事では、子連れ登山における雨具の必要性から、失敗しないレインウェアの選び方、初心者向けの考え方までを分かりやすく解説します。

子連れ登山で雨具が必須な理由

登山中に雨に降られると、単に「濡れて不快」というだけでは済みません。

まず怖いのが低体温症です。
山では風が吹くことが多く、雨+風が重なると、気温以上に体感温度が下がります。特に子どもは体が小さく、体温調節が未熟なため影響を受けやすいです。

また、子どもは「寒い」「気持ち悪い」と感じても、親に言わず我慢してしまうことがあります。
気づいたときには震えていた、というケースも珍しくありません。

だからこそ、雨具は天候に関係なく常に携行する装備と考えることが大切です。

登山では装備の準備が マナーや安全意識にもつながります。
装備とあわせて知っておきたい内容は、
【登山のルールとマナー】知るべき不文律と暗黙の了解 を参考にしてください。

レインウェアとカッパの違い

雨具と聞くと、ビニール製のカッパを思い浮かべる方も多いかもしれません。
しかし登山では、一般的なカッパはおすすめできません。

大きな違いは「透湿性」です。
レインウェアは雨を防ぎつつ、内側の蒸れを外に逃がす構造になっています。一方、ビニールカッパは蒸れやすく、歩いているうちに中が汗でびしょびしょになります。

さらに、登山では上下セパレートタイプが基本です。
動きやすさ、安全性の面でも、登山用レインウェアを選びましょう。

レインウェアの写真

子連れ登山向けレインウェアの選び方

子ども用・大人用どちらにも共通する、重要なポイントは次の3つです。

防水透湿性

「防水」と「透湿」の両方が重要です。蒸れにくいことで、雨の中でも体が冷えにくくなります。

サイズ感

成長を考えて大きめを選びたくなりますが、大きすぎると裾を踏んだり、フードが視界を遮ったりします。「インナーを着込んだ状態」で試着し、しゃがんだり腕を上げても突っ張らないかチェックしましょう。今のサイズに近いものを選ぶのが安全です。

フードのフィット感

フードが顔にかかると視界が狭くなり、転倒の原因になります。
調整できるタイプがおすすめです。

子ども用雨具で特に注意したい点

子ども向け雨具でよく見かけるポンチョタイプは、登山には向きません。
風にあおられやすく、足元が見えにくくなるため危険です。

また、ズボンの裾が長すぎると、泥や水を吸って重くなり、歩きづらくなります。
購入後は一度家で着せて、サイズや動きやすさを確認しておくと安心です。

初心者におすすめの考え方

具体的な商品選びで迷ったら、まずは信頼できる登山ブランドから選ぶのが無難です。

例えば、モンベルは軽量で扱いやすく、初心者でも安心して使えます。
価格を抑えたい場合はワークマン
デザイン性を重視するならノースフェイスなども選択肢になります。

大切なのは「完璧な装備」を揃えることではなく、最低限の安全を確保できる雨具を持つことです。

出典:モンベル
出典:YAMA HACK
出典:Goldwin

初心者におすすめのレインウェアブランド

ここまでレインウェアの選び方を見てきましたが、
「結局どれを選べばいいの?」と迷う方も多いと思います。

子連れ登山の雨具選びで迷ったら、まずは登山実績のあるブランドから選ぶのが安心です。
初心者でも扱いやすく、子ども向けサイズが揃っているブランドを紹介します。

ブランド価格帯防水性・透湿性子ども用サイズ向いている人
モンベル標準◎ 登山向けで安心◎ 豊富初めてでも失敗したくない
ワークマン安め○ ハイキング向けだが必要十分○ 限定的とにかく費用を抑えたい
ノースフェイス高め◎ 高性能◎ 豊富デザインも重視したい

サイズや在庫、価格はショップごとに異なるため、普段使っているサイトで確認するのがおすすめです。

モンベル

軽量で扱いやすく、登山初心者でも安心して使える定番ブランド。子ども用サイズが充実しているのも、子連れ登山では大きなメリットです。

ワークマン

価格を抑えつつ、防水性を確保したい場合の選択肢。登山頻度が少ない家庭や、まず試してみたい人に向いています。

ノースフェイス

機能性に加えてデザイン性も高く、登山以外のシーンでも使いやすいブランド。街と山の兼用を考えている人におすすめです。

我が家の雨具ルール

我が家では、晴れ予報でも必ずレインウェアを持っていきます。
実際に使わない日も多いですが、「持っていて良かった」と思う場面は何度もありました。

また、登山前に一度家で着る練習をしています。
いざ雨が降ったときに、慌てず着られるだけでも安心感が違います。

そして、雨が強くなったら無理をせず撤退する。
子連れ登山では、この判断もとても大切だと感じています。

雨具以外にも、子連れ登山では最低限そろえておきたい持ち物があります。
初心者の方は、まず短時間で歩ける親子向けハイキングから始めるのもおすすめです。

まとめ

子連れ登山において雨具は、万が一のための保険ではなく安全装備そのものです。

・山の天気は変わりやすい
・子どもは体温を奪われやすい
・上下セパレートのレインウェアが基本

迷ったら、まずは登山用レインウェアを1セット用意することから始めてみてください。
安心して山を楽しむための、大切な一歩になります。

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