【山で子ども博士】きのこ編 触らない・食べないを楽しく学ぼう

子連れ登山中にきのこを観察する子どもの後ろ姿 子連れ登山

山で子どもが真っ先に見つける「きのこ」

子連れで山を歩いていると、子どもが突然しゃがみこんで「これなに?」「きのこだ!」
と教えてくれることがあります。
色も形も不思議で、大人よりも先に見つけることも多いですよね。
でも同時に、「触っていいの?」「食べられるの?」どう答えたらいいか迷う場面でもあります。

そんなときにおすすめなのが、
山で子どもに博士になってもらうきのこ博士ごっこです。
難しい知識は不要。
見る・知る・約束を守るだけで、登山が安全で楽しい学びの時間に変わります。

なぜ「きのこ博士」は子連れ登山に向いている?

きのこ博士ごっこが子連れ登山に向いている理由はとてもシンプルです。

・歩くだけの登山より集中力が続く
・自然に休憩ができる
・危険なものを知る=安全教育になる

きのこは見つけやすく、でも触ってはいけない存在
だからこそ、「見て楽しむ」練習にぴったりです。
親が細かく説明しなくても、子ども自身が観察役になれます。
きのこ探しは、体力差が出にくいのも特徴です。
速く歩けなくても、背が低くても、同じ目線で楽しめます。
「先に見つけた!」という体験は、子どもの自信にもつながります。
親が先導しなくても、子どもが主役になれる時間が自然と生まれるのも、きのこ博士ごっこの大きな魅力です。

登山中によく見かけるきのこ(名前だけ知ろう)

きのこ博士では、「食べられる・食べられない」は教えません。
名前や特徴を少し知るだけで十分です。

※「食べられる/食べられない」は言わないのがポイント

  • ベニテングタケ(赤くて白い点々)
出典:きのこ図鑑
  • ツチグリ(踏むと煙が出る)
出典:きのこ図鑑
  • サルノコシカケ(木についている)
出典:Dreamstime.com

「これ見たことあるね」「さっきと形がちがうね」
そんな会話だけでOK。
正解を当てるより、「気づいたこと」を大切にします。
写真に撮るだけでも、立派な観察です。
帰宅後に写真を見返しながら
「これはどんな形だった?」
「どこに生えていた?」
と話すだけで、記憶がより深く残ります。
その場で完結させず、あとから振り返れるのも、きのこ観察の良さです。

きのこ博士の3つの約束

きのこを見つけたら、必ずこの約束を伝えます。

1つ目、さわらない
2つ目、たべない
3つ目、もってかえらない

「危ないからダメ」ではなく、
「きのこ博士はこの約束を守るんだよ」と伝えるのがポイントです。
役割を与えることで、子どもは納得しやすくなります。

「ダメ!」と言わずに伝える声かけ

子どもが手を伸ばしそうになったら、
強く止めるより、言い換えがおすすめです。

❌「触っちゃダメ!」
⭕「博士は見るだけだね」

怖がらせる必要はありません。
「山のきのこは見る専門」と覚えてもらうだけで十分です。

図鑑がなくても博士になれる理由

きのこ博士ごっこに、図鑑や事前準備は必要ありません。

・名前を全部覚えなくていい
・その場で調べなくていい
・見つけたら成功

「今日は3つ見つけたね」
それだけで、子どもは立派な博士です。
親の負担が増えないのも、この遊びのいいところです。

まとめ きのこは「見て楽しむ」最高の教材

年齢が低い場合は、名前を覚えなくても問題ありません。
「丸い」「赤い」「いっぱいあった」
そんな言葉が出てくるだけで十分です。
大切なのは、自然に目を向ける時間を一緒に過ごすこと。
博士ごっこは、そのきっかけになってくれます。
山のきのこは、子どもにとって最高の教材です。
触らず、食べず、持ち帰らない。
そのルールを守りながら、自然を観察する力が育ちます。

次の登山では、ぜひ
「今日はきのこ博士になってみよう」
と声をかけてみてください。
歩くだけだった山道が、少し楽しくなるはずです。

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